松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆卓越した地域リーダーのつくり方(相模原市)

2019-08-30 | 1.研究活動

 地域リーダーのところに遊びに行った。以前、区民会議のメンバーで一緒に仕事をして、気心の知れたIさんから誘われて、同じ区民会議のメンバーである、準ゼミ生のおおさかと出かけて行った。

 関心があるテーマのひとつが、「卓越した地域リーダーの育て方」である。まちのために、自分の時間やパワー、さらにはお金を使うリーダーたちがいるが、どうすれば、こういうリーダーを増やしていくのかがテーマである。現代の名望家論である。

 江戸時代から明治にかけて、いわゆる名望家(大地主、事業家など)の記録を読むと、まちのために率先して、自分のお金を出し、地場の産業を開発し、まちの暮らしをリードするリーダーたちが、地域ごとにいた。

 現代は、こうした名望家はいなくなったが、それでも、Iさんたちのように、まちのために、自分のパワーを使う人がいる(Iさんも、地域のために自分の土地を寄付したらしい)。

 オルソン問題といって、まちづくりは、常にフリーライダーの問題に悩まされる。文句は言うけれど、自分では動かない、そういう人たちである。それまで無関心であって、最後の段階になって、聞いてなかった、勝手に決めるなという人たちである。

 こうした、何もしないで、汗を流さず、批判だけする人たちに出会うと、正直、いやになってしまうが、こうしたフリーライダーをものともしないリーダーがいて、それが,今日の地域コミュニティをやっとこ支えている。

 オルソン問題にめげずに、なぜ地域リーダーをやるのか、続けるのか。無責任や無関心をものともせず、やり続ける秘密、秘訣は何か。あるいは、こうした人を再生産できる仕組みはどう作ったらよいのだろうなどが、私の関心事である。

 これは市長などの政治リーダーにも言えて、市民の無責任な批判や悪口にもめげず、市長を続ける精神力というかタフさは、どこから来るのかという問題とも通底する。

 リーダーシップ論で、特性理論は克服されたとされるが、特性も、リーダーの一要素であることは間違いないように思う。

 さて、この日は、談論風発、大いに語り、楽しいひと時を過ごすことができた。この地区は、昔は、梨栽培が盛んだった言うことで、今は、数少ない梨農家から、「特別にいいやつ」という注文で、地元の梨をお土産にいただいた。

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