松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆人事異動(三浦半島)

2013-04-01 | 1.研究活動
 何人かの方から、人事異動をお知らせをいただいた。
 私が、自治基本条例づくりをお手伝いすると、どうしても期間が長くなる。これは、その後につながるように、条例をつくるべきと考えているためであるが、そのため、担当職員の人たちは、条例づくりがひと段落するまで異動なしで、担当することになる。その分、お付き合いが濃ゆくなる。
 米子市のYさんは、今度は職員課に異動になるという。Yさんはじめ、米子市の人たちとは、本当に長いお付き合いで、このブログにも何度か書いた。
 青森にお嫁に行ったメグちゃん、私の山口県普門寺における体験を私よりうまく話すKさん、いつも気を使ってくれるT和尚さんなど、書いているそばから、いろいろなエピソードを思い出す。おそらく、本の1章をかけるくらいの内容があるだろう。
 米子に行くと、Yさんたちは、私のことを先生とおだてて、いろいろと気を使ってくれるが、実は、私の方こそ、Yさんたちから、たくさんのことを教わっていることを告白しておきたい。
 そのひとつが、あるとき、大阪だったと思うが、飲んでいる席で、Yさんたちから、「自治基本条例といえば、その当時、どこもニセコ町型で、行政を統制することが住民自治であるとされていたなかで、松下さんは、当初から、市民一人ひとりを尊重し、市民が自ら考え、行動することこそが住民自治で、自治基本条例はそういう条例であるべきだといっていたが、それがすごかった」とぽろっと言われたことがあった。
 それを言われて、私は目の前がパアーと明るくなったことを覚えている。酒のせいではない。ネオンのせいでもない。自分では、もやもやして、うまく整理できなかったことをYさんたちは、自分たちの仕事の中で、整理し、消化してしまったことに驚かされた。私自身も大いに自信がついたことを覚えている。

 メールには、「また、米子に寄ってください。めちゃめちゃやりましょう」と書いてあった。翌日、講演会があるというのに、二次会、三次会ととめどもないのが米子である。時間を取って、出かけることにしよう。
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