
特別職報酬審議会の答申を市長さんに出した。
よく、たくさんの審議会を頼まれるでしょうと言われるが、実はあまり多くない。頼まれるとしても、役所が決めて、それを追認するような審議会は、頼まれることはない。そうした審議会は声がかからないのである。おそらく頼むほうも、そういった審議会は、松下さんは引き受けないだろとわかっていて、だから声がかからないのだと思う。
この特別職報酬審議会も、今回は議論が錯綜して、まとめるのが難儀だろうということで、私にお鉢が回ってきた。どの会議でも、私は委員みんなで考える。当初、正反対の意見もあったが、丁寧に議論をするうちに、最後には、一つにまとまっていった。ある程度の社会生活をしている人たちが集まって、きちんとした軸と柔軟な気持ちを持ちよって話をすれば、程よいところにまとまっていく。
この日は、授業を終えてから市役所に行ったので、答申は4時半からとなった。当初、私は、市役所から三浦半島までは帰りが遠いことから、15分くらいで切り上げて帰るつもりだった。ところが、実際には、1時間の長い話になった。おそらく私が最後の面会者だったということと、相模原の市長さんは、相模原の職員から市長になった人なので、同じ自治体職員経験者として、気が楽だったのかもしれない。話の中身は、ここでは書けないが、いろいろと面白い話を伺った。
来年も、この審議会は開かれることになるだろう。次回も引き受けようと思う。