松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★実務に活かせる政策法務研修(秋田県)

2018-09-05 | 2.講演会・研修会
 恒例になった秋田県の研修である。

 今回は、台風が関西地方に上陸し、その後、東北へ向かうという天気予報の中で、絶対中止だと思っていた。念の為、当日の朝、中止ですよねとメールしたら、軽く「やりますよ」という返事で、拍子抜けした。

 秋田には、3日間いたが、今日の明け方、風が吹いた程度で、受講生に聞いてみても、「台風で中止になるなんて、全く考えていなかった」という返事で、ここでも、私の判断が、ずれてしまった。

 そんな状況はあるが、今回の研修も、なかなか愉快な研修となった。東北の人たちは人懐っこく、研修はやりやすい。

 この研修では、研修初日の夜は、研修所に泊まることになる。そしてその日の夜は、懇親会になるが、この日も、夜の6時から9時まで、大いに語ることになった。裏の政策法務ということで、研修では言えない、より実践的な政策法務の考え方を論じることになった。

 水道局のときの、水道料金を300万円、取りすぎることになった事件を例に、実務の政策法務を飲みながら論じることになった。その内容は、とてもここには書くことができないが、要するに、みんなハッピーの政策法務で、これが政策法務の真髄だと思う。現場を知らない人には、とても想像外の政策法務論だと思う。酒の勢いもあるかもしれないが、参加者も大いに共感してくれたので、これこそが真の実務の政策法務である。

 秋田に行くときの楽しみのひとつは、秋田駅の前の、ナガハマコーヒーで、コーヒーを飲むひとときである。秋田のホテルに泊まるときは、食事をたのまず、駅前のナガハマコーヒーで、モーニングを食べることにしている。そして、帰りの空港へ行くバスの待ち時間でも、ちょっと寄って、コーヒーを飲んで空港に向かう。

 ここの魅力は、注文してコーヒーがでてくるまで、最低10分はかかるが、この時間が、実に、落ち着くいい時間である。ここでは店員さんは、コーヒーを淹れるたびに、味見をするが、聞いてみると、就職した最初は、コーヒーの飲み過ぎで、胃を壊したとのことである。

 京都に住んでいたとき、名だたるコーヒーやさんに、あらかた行ったが、京都は観光客が多くて、落ちつかないが、秋田のナガハマコーヒーは、さほどブランドがないので、ガイドブックを持った観光客がおらず、落ち着く。というか、ここのコーヒーのまろやかさが、私の好みにあっているのだと思う。私の秋田の隠れた魅力のひとつである。秋田に行ったときは、ぜひ寄ってみてほしい。


 いつもながら、今回も研修所の人たちには、お世話になった。
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