松下啓一 自治・政策・まちづくり

【連絡先】seisakumatsu@gmail.com 又は seisaku_matsu@hotmail.com

☆子ども・若者総合支援条例(多摩市)

2020-07-08 | 1.研究活動
 多摩市で、子ども・若者総合支援条例(仮)を今年度から、来年度にかけて作ることになり、手伝うことになった。

 この条例は、保護の対象である子ども・若者と活躍の対象である子ども・若者を全体として、対象としようとする条例である。全国にも例がないので、どんな内容になるのかは、今後であるが、これを多摩市で考えることになった。

 もともとは、市長さんのマニフェストなので、公にされていたようであるが、役所の常で、ついつい、準備に時間がかかり、昨年度の後半、いきなり電話があって、相談に乗ることになった。

 もちろん、はじめてのことは、面白いので、引き受けて、いろいろアドバイスをしてきた。担当のkさんは、民間転職組で、条例をつくったことがなく、「え、そんなこともしらないの」の連続で、こちらも面白くなって、それで、もうひとつの連載「初めての条例づくり」も書いている。

 打合せに、はじめて多摩市に行った。前の市長さんとは、お会いたことがあるが、場所は市役所ではないと思う。庁舎は、割と似ているところが多いので、交じってしまう場合があるが、庁舎までの行き方は、あまり交じることはない。市役所に行くのは、きっと初めてだと思う。

 部長さん以下、フレンドリーで熱心なので、やりやすい。私も調子に乗って、条例名なども「子ども・若者・みらい・つながる総合基本条例」などはどうか、早速提案するなど、アイディア満載であるが、私の話は、話半分に聞いて、良さそうなとこだけ、取り入れたらよいと思う。

 キッフオフに当たって、今後の作業は、「がんばるか、がんばらないか」ではなくて、「がんばるか、チョーがんばるか」でいきましょうと宣言したが、共感してもらえたようだ。

 多摩市役所は、京王永山で降りるが、駅のヴィド・フランスで、お昼にパンを食べていたら、私より少し年上とおぼしき、おばちゃんが、パンを食べながら、楽譜を出して読んでいた。わが三浦半島であまり見かけない風景なので、「さすが多摩」と、少しビビった。


 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ☆はじめての条例づくり㉔目的... | トップ | ☆ふるさと納税⑫最高裁判決 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

1.研究活動」カテゴリの最新記事