今年度の小委員会が始まった。
この小委員会は、空き家の流通の側面から、提案し、実践する小委員会である。もっぱら不動産流通の関係者で構成され、私は、協議会の委員長としてオブザーバー参加である。
今年のテーマは、空き家バンクである。これまでは、空き家バンクは、ほとんど機能していないが、最近は、その存在が知られるようになり、利用率も高まっている。その改善を考えることになる。
家を買うとき、あるいは借りるときは、一般には、たくさんの物件があるサイトを見て、自分の求める条件から検索する。それが、数件しかリストアップされていない空き家バンクでは、みてみようという動機付けが弱い。物件数を飛躍的に増加させる方法などが模索されていいのではないか。
市内の不動産屋さんの情報を空き家バンクに上乗せするなどの方法はないのかなど、思い切った改革案を考えてよいのではないか。当事者たちの知恵に期待したいと思う。
私は、オブザーバーなので、メンバーの当事者性を第一に、それを後押しする視点から、発言したいと思う。