松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★優秀賞など(所沢→三浦半島)

2019-12-16 | 2.講演会・研修会
 私の研修では、優秀な人に優秀賞を差し上げている。

 1日の研修では、この選考自体が物理的に難しいので、ほとんどやっていないが、2日間の研修では、優秀賞として、私のサイン入り本を差し上げている。

 なぜ、サイン入りなのか、この辺りは、最初のアイスブレークみたいなものなので、ここに記すのはやめておこう。私の講義を受けた人は、それなりに合点がいくと思う。

 このサイン入り本は、ずっとやっていて、まれに、何年か後に研修に行くと、研修担当者が、「先生の本をいただきました」といってくれることがある。優秀者がそれなりのポストに就くということであるが、人生の機縁を楽しむ機会になる。

 前向きに、地方自治の仕事に取り組んでいる方への、少しでも、後押しになればと思ってやっている。

 優秀賞をとった方から、メールをいただくときがある。昨日も、前回の所沢市(2日間)の研修で最優秀賞をとった方から、丁寧なメールをいただいた。とてもうれしかった。

 特にうれしかったのは、政策法務研修であるが、最近では、その基盤である協働の話をすることにしている。最近の法務問題は、私的世界の部分が対象になることが多い(たとえば、空き家問題は、本来は、私的世界の話)。この領域は、まさに協働の領域で、法務も協働とは、無縁ではいられないからである。

 そうなると、協働は、「一緒にやる」ことではなくて、役所とともに、市民(自治会町内会,NPO、大学、企業等)も「公共を担う」という意味であること。言い換えれば、それぞれが、自分の得意分野で、まちのため、社会のため、その力を存分に発揮することになるということになる。法務実現手段も違ってくる。

 いただいたメールでは、今まで、もやもやしていた、「長い間の違和感が、ストンと腑に落ちた」ということだった。

 この協働を20年以上言ってきたが、暖簾の腕押しというか、糠に釘というか、がっしりと受け止めてもらえる感が、なかなか、感じられないなか、とても、うれしく、かつ元気づけられた。

 最高の協働政策は、「励まし あたたかな言葉、優しい目線」であるが、今回のような「しっかりとした受け止め、きちんと理解」も、相手側に「よしがんばろう」という気にさせ、人を励ますもので、これも協働といえる。

 こうした「協働」の結果、私は、「所沢いいじゃない」と思うので、協働は、まちのシティプロモーションにもなる。

 引き続き、頑張ってほしいと思う。

 
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