松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆区民会議があった(相模大野)

2019-06-01 | 1.研究活動

 失敗もあったが、有意義な一日だった。

 失敗は、遅刻したこと。この日は、4月の異動の歓送迎会もあり、それは5時半から、小田急ホテルでやることになっていた。会議は、2時間だから、スタートは3時かと思いこんでいた。それでも、ふと、疑問がよぎったのだろう、朝、手帳を見てみた。やはり3時と書いてある。

 ゆっくりとでかけ、湘南台の手前くらいで、南区のKさんから、ラインの電話が2,3回入った。13時59分。嫌な予感がしてでてみると、「先生、今日は区民会議ですよ」。「うん、3時からでしょう」。「2時からです」ということになって、「ひぇー」であるが、どうしようもない。「副会長の坂本さんに頼んで、始めておいてください」ということになった。

 この日は、異動の紹介もあるので、たまには、気が利いた挨拶をしようと考えていたが、慌てて、会場に駆け込むことになった。この日は、前半部分は、総合計画の説明と質疑、後半は、今期の事業について、みんなの議論を引き出す場面なので、後半には間に合うことができた。

 歓送迎会は、5時半からなので、それまでの1時間半、区民会議メンバーのおおさかと相模大野のサンマルクで、いろいろな話。おおさかの話では、先生が来る前と来てからは、雰囲気がガラッと変わったということ。これはよく言われるが、これは私が進行をすると、ゆるい雰囲気というか、独特の空気感があるとされる。

 なぜ、ゆるいのか。もちろん自分では、よくわからない。そういえば、小林からも、私の話の引き出し力(?)を褒められたことがあった。

 歓送迎会では、区民会議の位置づけと、行政との息のあい方について、話をした。区民会議は、役所を民主的に統制する組織ではなく、政策提案のパートナーと考えているからである。だから、行政と息が合わないと、力が出ない。

 歴代の区長さん、委員さんとも、息があったが、今回退任された佐藤前区長さんとも息が合い、仕事がやりやすかった。いろいろな場面で助けてもらい、感謝申し上げたい。協働の秘訣は、「息が合う」だと思う。

 麻溝台の会長だった石井さんも、今回退任した。困ったときに石井さんといって、会議が行き詰まると、石井さんに話をふった。それに応じて、時には、言いにくいことをズバッと、時には頓珍漢な面白いことをいうので、場が一気に展開して、次の話に進むことができた。これも息があってできる芸当である。

 最後に、副会長の坂本さんが挨拶したが、長すぎず、短か過ぎず、笑いあふれる挨拶をした。もと大会社の社長さんだけあって、流石である。

 これら有為の人たちがその力を存分に発揮できるようにするのが、私の役割だと思う。

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