
市町村アカデミーは、一週間以上の泊まり込み研修が一般的であるが、職員数等の関係から、それができない小さな町村職員のためのセミナーである。内容はもっぱら条例立案で、私は、初日は導入の総論部分と、翌日は災害から町民を守る条例づくりの立案を担当した。
最も悩んだのは、90分で条例立案の基礎を説明するという役割である。結局、特命係長の話をして、条例の意義とは何かを話をすることにした。ここでの話のポイントは、条例は使えるからつくるのであり、逆に言うと、条例は使えるようにつくるということである。ほかの町の条文を集めて、いいとこどりしても何にもならないという話をした。
後半は、災害から町民を守る条例づくりをやったが、これは面白かった。私の条例立案は、ワークショップで行うが、そうすると、ずいぶんと様相が違った条例が出来上がる。ここでは、某市の条例を見本としたが、結局、それとはほとんど違うものとなった。そうだと思う。さらに市民も含めてつくると、もっと様子が違うものとなる。
分権協働時代にあっては、どれだけ市民の知恵と知識を取り込めるかで、条例の実効性が違ってくる。こんな点も、学んでもらえると、時間を使った意味があると思う。
私のブログを読んだことがあるという職員は、誰もいなかったのも、今回の特色で、要するに、小さな町村では、私は全く知られていないということで、つまり、小さな町村にでも通用する理論をさらに磨き上げろという戒めなのだと思う。
最も悩んだのは、90分で条例立案の基礎を説明するという役割である。結局、特命係長の話をして、条例の意義とは何かを話をすることにした。ここでの話のポイントは、条例は使えるからつくるのであり、逆に言うと、条例は使えるようにつくるということである。ほかの町の条文を集めて、いいとこどりしても何にもならないという話をした。
後半は、災害から町民を守る条例づくりをやったが、これは面白かった。私の条例立案は、ワークショップで行うが、そうすると、ずいぶんと様相が違った条例が出来上がる。ここでは、某市の条例を見本としたが、結局、それとはほとんど違うものとなった。そうだと思う。さらに市民も含めてつくると、もっと様子が違うものとなる。
分権協働時代にあっては、どれだけ市民の知恵と知識を取り込めるかで、条例の実効性が違ってくる。こんな点も、学んでもらえると、時間を使った意味があると思う。
私のブログを読んだことがあるという職員は、誰もいなかったのも、今回の特色で、要するに、小さな町村では、私は全く知られていないということで、つまり、小さな町村にでも通用する理論をさらに磨き上げろという戒めなのだと思う。