◇市民音楽会（三浦半島）

　連れ合いが、地域のサークルメンバーの市民音楽会にでるというので応援に行った。　

　音楽好きの連れ合いは、もっぱら音楽を聴くのが中心である。マロン君の手術以後、再発を恐れて、放し飼いのペットホテルに預けることができなくなったので、海外に音楽を聴きに行くことは難しくなり、もっぱら、国内のコンサートに行く。三浦半島は、音楽のまちなので、立派なホールもあり、有名どころも来る（主には鎌倉や逗子の人たちがターゲットだろうか）。今度は、小澤征爾も指揮する「フィガロの結婚」に行くが、今年の夏の松本（サイトウキネン）は、せっかくチケットを取ったが、病気で中止になったので、楽しみのようだ。

　１００人位集まるホールで音楽会があり、せいぜい２０人か３０人位の観客かと思ったら、ほぼ満員。なかなかの盛況だった（２０人は、私の講演会）。私より、ずっと年上のおじいさんが、ピアノを習い始めて、この日、発表をしたが、一生懸命で、ほほえましく、私もがんばらなければと、思った。

　応援をするつもりで、比較的目立つ動きで、拍手をしたり、写真を撮ったりしたが、連れ合いは、気が付かない様子。よほど緊張して、分からなかったのかと思ったら、恥ずかしいので無視したとのこと。親の心、子知らずである。

　ともかく、市民の人たちが、ボランティアの先生（元音楽の先生たちのグループ）の下、集まって、いろいろな人が集まって、初めてのことや得意なことをやっているのは、見ていて気持ちがいい。