松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆シンポジューム「認知症・安心して徘徊できるまちづくり」はとてもいい会になりました(相模大野)

2015-06-07 | 1.研究活動

 シンポジューム「認知症・安心して徘徊できるまちづくり」はとてもいい会になりました。

 まず参加者ですが、いつものはせいぜい頑張って、50名程度の参加です。だから資料も期待を込めて70部印刷しました。すると、始まる10分前には品切れになり、あわててゼミ生が追加印刷に走りました。私のほうは、参加者を数えている余裕はなく、神奈川新聞によると、約90名の参加ということです。ならば主催者発表で100名だっとしておこうと思います。

 ゼミ生が、最初に大牟田市の取り組みの概要をパワーポイントで解説しました。メインの汐待律子さんの話の前提になる情報提供になりました。基礎の勉強から始めて.PPTをつくりましたが、説明者の一人のMさんは、苦労知らずの深窓のお嬢さんですが、はじめて苦労したのではないでしょうか。

 大牟田市はやめ南人情ネットワーク代表の汐待さんの話は、とても面白く、かつ示唆に富むお話でした。原稿も読まず,PPTにも頼らず、1時間以上、話すパワーと内容の濃さは、さすがです。75歳とは思えません。持論は、80%OKだったら、残りの20%が詰まっていなくても、やってみようというものです。まちづくりでは、100%というのはないので、残りに20%を心配していると、何もできないし、やっていく中で、誰かが知恵を出してくれるというものです。その通りだと思いました。

 質疑も、締まったいいやり取りになりました。難しい質問にもてきぱきと答えていただき、進行役の私は、ずいぶんと楽でした。

 会の成功、不成功は、会議が終わった後にわかりますが、10名以上の人が、すぐに帰らず、汐待さんと名刺交換、情報交換をしていました。1人で10分近く話人もいましたが、辛抱強く、皆さん、順番を待っていたのが印象的でした。

 ゼミ生と市民とがコラボしたとてもいい会ができて、教員冥利につきます。

 http://www.kanaloco.jp/article/101143

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