新型コロナウイルスで、みなどうかしている。特に、あちこちの知事さんが、パチンコ屋がターゲットにしている。これについては、我が家でも、意見が対立し、私は明らかに分が悪い。
最初に、私の意見を言うと、氏名公表するのなら、きちんと論拠を示してほしいというものである。これに対して、連れ合いの考え方は、パチンコなど不要不急で、密接しているではないかというものである。互いの論点がずれている点が、かみ合わない理由であるが、こういう場合、大抵、私の方が、分が悪い。
たしかに、パチンコに並ぶおじさんたちは、気持ちの良いものではない。インタビューで「やらないとストレスがたまる」と答える客は、その通りかもしれないが、あまりに程度が低い。でも、要請に応じないからといって、足並みそろえて、「氏名公表」と脅すのは、法治国家のやり方ではない。
氏名公表は、情報提供と制裁的公表があるが、今回は、明らかに制裁である。狙っているのは、社会的制裁で、社会の圧力でやめさせ、従わなかったら村八分にするというものである。
社会的制裁でも、ある意味では強い規制なので、きちんとした立法事実と適正手続きが必要である。立法事実でいえば、パチンコ屋から、コロナウイルスが、発生したのだろうか。聞いたことはない。今はなくても、発生する可能性が高いのなら、分かるが、本当に可能性が高いのか。この点をきちんと説明してほしい。
間隔をあけて並んでいないということならば、間隔を開ければいいということになってしまう。
パチンコは、もう何十年もやっていないので、今のパチンコ屋の様子は分からない。パチンコ屋さんの意見では、パチンコは、たばこの煙との戦いだったので、天井は高く、何度も空気の入れ替えができる空調システムがないと、許可がでないとのことである。また、たしかに、隣との距離は近いが、みんな前を向いて、話をせずに、黙々とやっている。つばきが飛ぶということにならないだろう。
パチンコ屋があぶないというのなら、危ないものは、もっとある。近くのホームセンターは、朝から車がいっぱいである。フードコートは、全面禁止なのだろうか。床屋さんの方が、危なくないか。醜いからいじめているような感じがする。
無言の圧力で、目的を達成する方法は、一人が足並みを乱し、勝手なことをしたら、農業生産が滞り、死活問題になるという社会ならば、有効である。しかし、もうそんな時代ではない。時代が変わっている。空気で進めるのではなく、ルールで進めないといけない。それを曖昧に、これまでの方法をやろうとすると、ネットによる誹謗中傷になってしまう。
パチンコが、危険ならば、それをきちんと証明し、だから休業を求めると言い、他方、危険でないならば、こういうわけで、危険ではない、みんなの誤解だ、安心していいと説明するのが、政治の役割である。最近はやりの政策のエビデンス化である。そんなに難しいことではないと思う。きちんと説明してほしい。
大阪国際大学にいたころ、ゼミの学生がパチンコ屋に就職した。おとなしくまじめな学生で、就職先とのミスマッチに驚いたが、就職難の時代で、本人の本意ではなかったが、そこしかなかったのだろう。それ以降、会っていないので、今も勤めているのか、分からないが、そんな彼の姿を思い出した。
最初に、私の意見を言うと、氏名公表するのなら、きちんと論拠を示してほしいというものである。これに対して、連れ合いの考え方は、パチンコなど不要不急で、密接しているではないかというものである。互いの論点がずれている点が、かみ合わない理由であるが、こういう場合、大抵、私の方が、分が悪い。
たしかに、パチンコに並ぶおじさんたちは、気持ちの良いものではない。インタビューで「やらないとストレスがたまる」と答える客は、その通りかもしれないが、あまりに程度が低い。でも、要請に応じないからといって、足並みそろえて、「氏名公表」と脅すのは、法治国家のやり方ではない。
氏名公表は、情報提供と制裁的公表があるが、今回は、明らかに制裁である。狙っているのは、社会的制裁で、社会の圧力でやめさせ、従わなかったら村八分にするというものである。
社会的制裁でも、ある意味では強い規制なので、きちんとした立法事実と適正手続きが必要である。立法事実でいえば、パチンコ屋から、コロナウイルスが、発生したのだろうか。聞いたことはない。今はなくても、発生する可能性が高いのなら、分かるが、本当に可能性が高いのか。この点をきちんと説明してほしい。
間隔をあけて並んでいないということならば、間隔を開ければいいということになってしまう。
パチンコは、もう何十年もやっていないので、今のパチンコ屋の様子は分からない。パチンコ屋さんの意見では、パチンコは、たばこの煙との戦いだったので、天井は高く、何度も空気の入れ替えができる空調システムがないと、許可がでないとのことである。また、たしかに、隣との距離は近いが、みんな前を向いて、話をせずに、黙々とやっている。つばきが飛ぶということにならないだろう。
パチンコ屋があぶないというのなら、危ないものは、もっとある。近くのホームセンターは、朝から車がいっぱいである。フードコートは、全面禁止なのだろうか。床屋さんの方が、危なくないか。醜いからいじめているような感じがする。
無言の圧力で、目的を達成する方法は、一人が足並みを乱し、勝手なことをしたら、農業生産が滞り、死活問題になるという社会ならば、有効である。しかし、もうそんな時代ではない。時代が変わっている。空気で進めるのではなく、ルールで進めないといけない。それを曖昧に、これまでの方法をやろうとすると、ネットによる誹謗中傷になってしまう。
パチンコが、危険ならば、それをきちんと証明し、だから休業を求めると言い、他方、危険でないならば、こういうわけで、危険ではない、みんなの誤解だ、安心していいと説明するのが、政治の役割である。最近はやりの政策のエビデンス化である。そんなに難しいことではないと思う。きちんと説明してほしい。
大阪国際大学にいたころ、ゼミの学生がパチンコ屋に就職した。おとなしくまじめな学生で、就職先とのミスマッチに驚いたが、就職難の時代で、本人の本意ではなかったが、そこしかなかったのだろう。それ以降、会っていないので、今も勤めているのか、分からないが、そんな彼の姿を思い出した。
それを言うには、「もし、これをやると、市民の暮らしも、これだけカットされますが、それでもがんばりましょう」と、セットで投げかけないといけません。
政府も、同じようなものですね。その分、どんどん、力が落ちてきますね。
別件。imaiさんから、写真の提供を受けた「本・若者参画」できました。落ち着いたら、食事でもしましょう。持っていきます。
テーマは、若者ですが、今井さんたちと、いろいろ始めた仕事の集大成のような本ですね。
遊佐町の少年議会の若者から、後ろを押されるようなコメントをもらい、うれしくなりました。