松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★協働のまちづくり条例(廿日市市)

2010-07-10 | 2.講演会・研修会
 広島県廿日市市の協働のまちづくり条例キックオフシンポジュームに出席した。
 廿日市市は、広島市から西に20分くらいの町である。南に瀬戸内海が広がるところで、それゆえ広島市のベットタウンとして、比較的早くから開発されている。その廿日市市で、協働を基本としたまちづくり条例を作ることになり、そのキックオフシンポジュームで話をした。
 平日、6時半ということで、せいぜい40~50人くらいの参加者と思い込んでいたが、250人も来たということである。車座で話す気になっていたので、あわててパワーポイントを作り、見てもらうことにした。
 ここでも強調したのは、行政の範囲内での協働のとどまらないこと。それでは、次の展望が開けないからである。市民が、その公共性を存分に発揮することが協働で、そのために、行政や議会が、発想を変え、大いに助力してもらいたいと思う。
 シンポジュームのパネラーは、なかなか魅力的で、面白かった。どこにでも人はいるのである。条例をうまく纏めることも大事だが、こうした人たちの出番を作り、あるいは埋もれている人を発掘するなど、条例作りという機会を大いに活かして、まちの活性化につながてもらいたい。
 終了後、宮島口にある1年前からでないと予約が取れないという店に案内してもらい、大いに談じた。今回の講演会では、市長さん、副市長さんはじめ、担当の皆さんたちには、とりわけNさん、Kさんには、大変お世話になった。大学に来たときに、カレーライスをおごったが、こういうことならば、アイスクリームもつければよかった。
 この日以降、2日間、予定がない日となった。一緒に来た連れ合いと、翌日、宮島(廿日市市である)をゆっくり見学した。宮島は始めてであるが、なかなか立派である。食事などをしても、おもてなしの心を感じる対応で、気持ちがよかった(この日泊まった、公共施設であるグリーンピアでも感じた)。最終日は、安芸の小京都といわれる、竹原市に行った。コンパクトであるが、ここも魅力的なまちであった。3日間、メールを見なかった(電話はK市から1本のみ)。久しぶりにゆっくりとした時を過ごすことができた。
 
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