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ホームステイ先の奥さんと娘さんです。
奥さんのソフィアンさんは、とても料理上手でした。
三歳のインディちゃんは、とてもかわいかったです。
私がいつも、オランウータンのぬいぐるみ「れいなちゃん赤ちゃん」を持っていたので
インディちゃんも自分の持っている人形やぬいぐるみを見せてくれて
一緒に遊びました。
みんな、ホームステイ先の家族とはそれぞれの過ごし方があったと思います。
私は、ほとんどの時間、インディちゃんと“こちょこちょ”をして過ごしました。
インディちゃんは、どのくらい言葉を覚えているのかわかりませんでしたが、
私は、比べるまでもなく三歳の子よりインドネシア語を知らないわけです。
それで、思いついたのが、くすぐりっこでした。
けっこう長い時間遊ぶことができました。
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だんなさんは、とてもシャイな人であまり話はできませんでした。
仕事から帰ってくるのも遅かったですし・・・。
でも、夜、バナさんのロッジに行く時やホタルを見に行く時には
歩いて5分もすれば着いてしまう距離なのに、集合場所まで送ってくれました。
村の人たちは、本当に気遣いのできる人たちだと思いました。
それから、今回の旅の一番の役立ち品は、
『旅の指さし会話帳 インドネシア』(情報センター出版局)です。
本に書いてある言葉を指さすだけで、会話をすることができました。
本当に助かりました。
最後の日は、朝食も昼食もホームステイの家で食べることになっていました。
私は、食欲がなく、用意してくれた食事をほとんど食べることができませんでした。
申し訳なかったので、
本を開き
「Keracunan 食あたり」「sakit perut お腹が痛い」 「tidak ada nafsu makan 食欲がない」
の言葉を指で押さえました。
昼に、バナナだけもらい家を出ました。
すると、イッシーさんが慌てて私を呼びに来ました。
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オランウータンが来ているというのです。
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木の陰から見える茶色の姿が、オランウータンです。
オランウータンが、私たちが帰るのを知っていたかのように現れてくれたのです。
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