飛行機からキナバル山が見えました。
キナバル山は、標高4095.2m、マレーシア最高峰です。
山域は、キナバル公園としてユネスコの世界遺産にも登録されています。
今回の旅で
2日目、展望台から山頂を見上げました。
「サバティー・ガーデン」のレストランからも
雲の間から見え隠れする姿を望みました。
キナバル山には、6000種以上の植物と100種以上の哺乳類が確認され、
世界有数の生物多様性に富んでいます。
熱帯雨林から高山帯までの動植物が存在するということを考えるだけでも
貴重な地域であることが確認できると思います。
サバ州の旗には、キナバル山が描かれています。
約1500万年前に、溶岩が固まって現在のキナバル山ができたと考えられているそうです。
ブログも、6日目の内容になると
前半のことはだいぶ前のことのように感じてしまっていますが
今回の旅の前半は、キナバル山の山麓を中心に廻ったものでした。
ラフレシアもこともウツボカズラのことも、
オランウータンやボルネオゾウのことでちょっと忘れていましたが
大事な大事な旅の思い出です。
私は、若い頃
日本百名山の一つである「早池峰山」に連れて行ってもらったことがあります。
日本のエーデルワイスと言われている「ウスユキソウ」を見るためだったのですが
下りの山道がとても苦手で、下りるだけで精いっぱいだった記憶があります。
1917mでもつらいのだから
キナバル山登頂は、無理でしょう。
でも、キナバル山の高山植物やそこに棲む動物たちには会ってみたいなあと
思います。
飛行機の上から、
私には登頂不可能なキナバル山の山頂を眺めることができて
とてもラッキーだと思います。
コタキナバルの街が見えてきました。
コタキナバルの対岸は、
国立海洋公園で珊瑚礁の海でたくさんの魚たちと泳げるそうです。
コタキナバルの海は、
世界でも有数のビーチリゾートであると思います。
しかし、この美しい中に
不法滞在する人達が暮らすボートハウスがあることを教えてもらいました。