最近のモリーさんです。
ほとんど毎日、絵を描いているそうです。
モリーさんは、四人子どもを生んでいます。
第三子の敬太くんを生んだばかりのモリーさんです。
目もまだ見えます。
モリーさんの子孫がほとんどいないのは
最初に結婚した タローさんが、「スマトラオランウータン」だったことにあると思います。
昔は、「ボルネオオランウータン」も「スマトラオランウータン」も同じに考えられていました。
二つは、別の亜種なので、子どもが生まれにくかったり
生まれても長生きできないのです。
それに、今は亜種間雑種ができないのようにしているそうです。
最近のジプシーさんです。
この緑の箱がお気に入りです。
ジプシーさんも、絵を描きますが
クレヨンを食べてしまうのでなかなか描かせることができないそうです。
食べても大丈夫なクレヨンは高いからです。
ジプシーさんは、いろんなことをします。
雑誌も読みます。
Tシャツも着ます。
お掃除もします。
ヨーグルトとフルーツで、ミックスジュースも作ります。
ジプシーさんの最初のだんな様の「ドン・ホセ」さんは
幸運なことに「ボルネオオランウータン」でした。
それに、女の子ばかり四人生んでいます。
その子どもたちが、それぞれ子どもを生んでいるので
全国に、ジプシーさんの子孫が大勢います。
性格が穏かで子育て上手のジプシーさんは、みんなの調整役をしています。
モリーさんは、趣味に生きるちょっと粋なおばあちゃん。
ジプシーさんは、孫やひ孫に囲まれて家族のために生きる優しいおばあちゃん。
それが、二人に対する私のイメージです。
最初は、渡るのかと心配された「スカイウォーク」ですが
みんな渡った先の飛び地が魅力的なのか、この高い景色が気持ちいいのか
順調に行われています。
講演会のもう一つの話題は、「ギバタンガン川」に消防ホースをかける
プロジェクトについてでした。
アブラヤシのプランテーションを作るために、
たくさんの木が切られています。
対岸の森に渡る橋を消防ホースを利用して作り
片方の森に取り残されているオランウータンを行き来させようという計画です。
実家に帰る用事があったので、そのあと
『特急あずさ』に飛び乗りました。
春の北海道旅行、三日目は「円山動物園」で過ごしました。
近くのバスターミナルから空港直通バスが出ているので
便利です。
まだ、こんなに雪が残っていました。
チンパンジーのレディです。
2月に2歳になりました。
ママのエリサが亡くなったので、飼育員の佑川さんに育てられています。
でも、今必死にチンパンジーの群れにもどろうと
訓練をしています。
一度、群れを離れたチンパンジーがもどるのは大変なことです。
それに、母のいない子が生きること、群れに入ることは
ものすごく難しいことを知りました。
こちらは、テスちゃんです。
レディより半年近くお姉ちゃんです。
最近、レディを傷つけたりすることもあるようですが
年の近いテスのお陰で、レディはチンパンジーとしての学びが
できています。
レディは、赤ちゃんに興味をもってくれませんでしたが
テスの方は近づいてきて、じっと見ていました。
何かお話でもしたそうです。
レディちゃんを動画で撮ってきました。
見てください。
ヒトと動物の関係学会の月例会で
『オランウータンと人との関係-野生と動物園-』と題して、
『多摩動物公園』、オランウータンの飼育員の黒鳥さんの講演会がありました。
前半は、黒鳥さんが今までオランウータン達と過ごしてきて
経験したことの話でした。
モリーさんやジプシーさんのことが中心なので
とってもおもしろかったです。
子どもの頃のモリーさん(左)とジプシーさん(右)です。
2008年3月現在、モリーさんは、「推定54歳」長寿世界一。
ジプシーさん「推定51歳」が、続きます。
ジプシーさんは、多摩に50年前の7月にやってきました。
その時、2歳。
でも、今から思うと2歳ではなく、4~5歳のような気がしてならないのだそうです。
体の大きさから考えても。
さらに、
飛び地で、初めて木登りをした時に、巣作りを始めたそうなのです。
2歳までしか野生にいなったジプシーさんが、巣作りができるのか、もっと大きくなるまで野生にいたのではないか・・・と思うと言っていました。
そうなると、ジプシーさんはモリーさんと同い年?。。。
ジプシーさんもモリーさんも自然がいっぱいの「飛び地」が大好きです。
飛び地には、 “イヌホウズキ”“ヘビイチゴ”“ヨウシュヤマゴボウ”など
20種以上の草花が植わっています。
ポピーの木登り好きは、おばあちゃん譲りだそうです。
赤い○がポピーとジプシーさんです。
ジプシーさんもモリーさんも、帰らず飛び地の別荘にお泊りの経験があります。
全然帰りたがらないモリーさん、
しかなたがないので移動箱に入ってもらってバイクで寝床に帰ったそうです。
モリーさんは、とってもがっかりしていたそうです。
春の北海道旅行2日目の夕食は
Rayさん、ヨッシーさん、みぃさんの円山動物園応援隊の方たちと
一緒にしました。
地下鉄「さっぽろ駅」そばの『大地』を予約してくれていました。
北の大地の恵が堪能できる居酒屋さんです。
「じゃがバター」がお勧めということです。
男爵、メークィンの他にキタアカリ、インカのめざめなどたくさんの種類の
ジャガイモから4種類を頼みました。
チーズが大好きなので
その他、チーズを使ったお料理をいくつか頼みました。
「カリカリじゃがいもピザ」です。
じゃがいもの生地にシーフードと十勝産チーズがたっぷりです。
おいしいものを食べながら
円山の子達の話を聞いたり、多摩の子の話をしたり。。。
大いに盛り上がりました。
おらん家とのドライブの最後の場所は
「石屋製菓」の『白い恋人パーク』でした。
建物は、
15・16世紀の英国チュダー王朝時代に流行した建築様式を再現したものだそうです。
アンティークな木製階段や馬車があります。
最後なので、みんなでいっぱい写真を撮りました。
みんな、楽しそうだね。
でも、お兄ちゃん達はずっと車の中にいて
かわいそうだったね。
おらんパパさんのHiwaちゃん好きは、相当なもので
私の方が恥ずかしくなるくらいでした。
特に、この手を上げたポーズがかわいい
と、言うことです。
お家の中でも、やっていました。
私としては、れいなちゃんがかわいいので
無理やり、れいなちゃんも抱っこしてもらいました。
夕方の5時になりました。
からくり時計からシャボン玉が出てきました。
素敵よねぇ~。
とっても楽しい1日でした。
おらん家のみなさん、ありがとう~。
小樽の街を急いで、出ました。
夕方の約束の前に、サルばか御用達の『ラーメンマスター』の店に
寄りたかったからです。
マスターが一人で忙しそうに働いていました。
でも、「大勢できましたね」って優しく声をかけてもらえて嬉しかったです。
角煮の入っているラーメンがおいしそうでしたので
私は、これにしました。
「角煮らーめん醤油」です。
これが、おらんママさんの食べたラーメンです。
特別なお味噌のようです。
たしか、「味噌オロチョン」だったかな~。
これは、おらんパパさんの頼んだラーメンです。
満足、満足。。。
「小さい子もいるんですね」って、声をかけられて
ごきげんの赤ちゃんです。
そのあと、お店近くの西友に寄りました。
ここ出身の「サルばか」メンバーもいるのですが
今は、もういなくて・・・
長年店番をやっているこの子だけがいました。
「ルタオ」でお茶した後は
『堺町通り』をブラブラしました。
そこには、「小樽からくり動物えん」もあります。
動物雑貨専門ショップです。
れいなちゃんずの仲間には、ここ出身の子が多いのですが
今回は、会うことができませんでした。
もう会えないのかな~。
製造中止、在庫切れ・・・。
本当に、もうどこへ行っても会えないのでしょうか。
このチンパンジーたちは、動くんだよ。
楽しそうだね。
本当の動物園みたいに、たくさんの種類の動物がいましたよ。
お値段も大きさのわりに手ごろでした。
ガラス屋さんに、お菓子屋さん。。。
お土産を選ぶのに、困らない街だよね。
憧れの『ルタオ』に来たよ。
めろんちゃんとHiwaちゃんは、大好きなお水をどうぞ。
どのケーキもおいしそうだったのですが
赤ちゃんは、ミルフィーユにしましたよ。
おらんパパさんは、チョコレートケーキ。
おらんママさんは、チーズケーキ。
建物もこんなに素敵な洋館です。
小樽運河にやってきました。
ここも、サルばかのメンバーがよく記念写真を撮る場所です。
小樽は、れいなちゃんもいなかったウン十年前に
一度来たことがあるけど、こんなだったのかな~って思いました。
気温4.7℃でした。
寒いねぇ~。
Hiwaちゃんは、ずっとおらんパパさんに抱っこされていました。
「小樽運河食堂」です。
昭和20~30年代の小樽の街を再現していて、ラーメン屋さんなど
たくさんのお店が並んでいます。
食のテーマパークですね。
ラーメン博物館やカレーミュージアムみたいだと思いました。
小樽から、赤井川村へ山を登って行きました。
すると、どんどん雪深くなって行きました。
赤井川村は、四方を山々に囲まれたカルデラの町です。
土地を生かした農業が盛んなのだそうです。
こんなたくさんの雪を赤ちゃんは、初めて見ました。
山中牧場です。
牛さんがいるそうですけど、見ることはできませんでした。
絞りたての牛乳がおいしいそうです。
おらんパパもおらんママも牛乳を買いました。
赤ちゃんは、ソフトクリーム。
しかも、ブルーベーリーソースがけ。
すっごくおいしかったです。
次に行ったのは、『ポピの丘』です。
こちらには、馬がいるそうです。
手作りハム、ソーセージが人気の「トンデンファーム」が
経営するログハウスレストランです。
『どっちの料理ショー』でも紹介されたことがあるそうです。
ウィンナーやソーセージが大好きなので
ごきげんでした。
『おたるワイン』で一緒だった家族の方たちが、食事をしていました。
小樽方面にしゅっぱ~つ!!
私がワイン好きということもあって
まず、「おたるワインギャラリー」に行きました。
工場見学もできるそうです。
さすが、ワインがいっぱいありますね。
(当たり前だね )
ワインの試飲ができます。
って言うより、テイスティングができますって感じかな。
ソムリエの方がどんどんワインを出してくれて
テーブル一周するくらいのワインが並びました。
運転手のおらんパパさんがお酒が苦手なのをいいことに
おらんママさんと私で調子に乗って、どんどん行っちゃいました。
テイスティングだから、飲まなくてもいいのですけどね。
今度の旅行で、何が思い出かって言ったら、
ママさんと二人、「ワインがおいしかったねぇ~」って意気投合です。
北海道、2日目は『おらん家』と一緒にドライブをしました。
パパさんの運転で、いろんな所に連れて行ってもらいました。
車の中には、『おらん家』大集合です。
青いお洋服は、次男のまろん兄ちゃん。
赤いお洋服が、長男のおらん兄ちゃん。
手前は、末っ子のえるちゃん。
どうして後ろの座席にめろんちゃんとHiwaちゃんがいないかというと…
おらんパパさんのお気に入りのHiwaちゃんとパパに何かといじられているめろんちゃんは
助手席におらんママさんと座っているからです。
最初に、北海道大学に連れてきてもらいました。
東京ドーム約38個分なんだって。
すごいね。
旭山動物園の小菅園長さんの出身校です。
ここは、農学部本館です。
ポプラ並木も冬は、こんななんですね。
新渡戸稲造さんの像です。
札幌農学校第二期生だそうです。
ポプラ並木の入り口にありました。
こちらは、クラーク博士の胸像です。
「少年よ、大志を抱け」の立像は、『羊ヶ丘展望台』にあります。
クラーク像から見える西洋風の建物は、古河記念講堂です。
今回のホテルは、時計台すぐそばの「すみれホテル」でした。
朝、時計台まで散歩に行きました。
Hiwaちゃんの札幌ホームスティでも写真を撮った場所なので
二人は、お留守番で
れいなちゃんと赤ちゃんと出かけました。
これ、雪が降っているのですよ。
私が行った前の週は、とても暖かくて雪も融けたようでしたが
雪も積もるくらい寒い北海道でした。
時計台の向かいのビルに記念写真を撮るのにとても良いコーナーが
用意されています。
以前、Hiwaちゃんも撮った場所だそうです。
みぃさんが、多摩動物園を訪ねるというので
私も行ってきました。
『オランウータン』の所に来ているお客さん達、常連さん達は、
ジプシー、ユキ、キキの第三放飼場組か
チャッピー、ミンピーの親子組に分かれるようです。
その場所をほとんど動かず、見ています。
私もそうですけど、みんなよく飽きないなと思います。
それだけ、オランウータンは魅力的なのです。
だから、某番組みたいに面白おかしく取り扱ってほしくないです。
私は、チャッピー、ミンピー親子がスカイウォークを始めたので
追いかけていきました。
最初、ポピーが飛び地から戻って来たのかと思ったのですが
小さい影がちらちらするので、よ~く見たら
チャッピー達だったのです。
動画を撮ったので見てください。
チャッピーは、ミンピーには構わず
どんどん進んで行きます。
赤ちゃんがスカイウォークをするのが、信じられないので
「飛び地に住んでいるのではないか」と言っているお客さんもいました。
飛び地は、お花も咲いて
とってもいい遊び場になっていました。
最初、ミンピーはママから全然離れませんでした。
でも、一度遊びのスイッチが入ったら・・・
ご覧の通りです。
枝が折れても平気で遊んでいて
お客さん達みんな、冷や冷やしていました。
ここそうとう高い所なのですよ。
ママのチャッピーは、木登りが苦手なので
あまり高い所まで行きません。
ミンピーがいる同じ木の下の方にいました。
1時間以上遊んでいたのではないでしょうか。
午後4時も過ぎて寒くなってきました。
チャッピーは、一度地面に降りてミンピーの様子も見ますが
平気で遊んでいたので、しびれを切らして呼びに行っていました。
「ポピーより大物」という声も聞こえました。
シンガポールの動物園に渡しちゃうのはもったいないです。
4時半になったら、飼育員さんが
「帰るよう~」と呼びに来ました。
どうやって帰るのかと思っていたけど、呼びに来るんだね。
帰りの動画です。
私も、放飼場に戻ると
キキちゃんが子どもと遊んでいました。
「いいなぁ~」
その様子も撮ってきました。
札幌に夕方着きまして・・・。
おらんママさんの仕事が終わるのを待って
食事に出かけました。
北大近くの「ピカンティ」というスープカレーのお店に
連れて行ってもらいました。
けっこう有名なお店らしくガイドブックにも
載っています。
どれもおいしそうだったのですが
舞茸がなんとも良さそうだったので
選びました。
辛さは、2です。
昔は、やたら辛いカレーを好んで食べていましたが
だんだん食べられなくなりました。
でも、おらんママさんが用意していたクーポンで
温泉たまごをトッピングできたので
辛さ3でも大丈夫だったかも・・・と思っています。
とってもおいしかったです。
スープカレー、いいよね。
お店の中は、こんな感じです。
「食後のコーヒーは、別のお店にしたいね」ってことで
テレビ塔2Fの「天空回廊」に行きました。
おらんママさんが、「下に見えるイルミネイションが
クリスマスのまんまだ」と言っていました。
きれいだからいいよね。
食事もデザートもおいしそうでしたけど
ここは、コーヒーだけでがまんしました。
でも、クッキー付きでラッキー。
明日もあるので、ちょっと早めにさよならしました。
東京だったら、ここから二次会かな。
すすき野は、不夜城とか言われていますけど
札幌の街は、東京に比べるとお店の閉まる時間が
早いような気がしました。
健全だよね。
めろんちゃんは、そのままママと帰るのかと思ったら
もう一晩、Hiwaちゃんと過ごすことになりました。
二人は、一晩中語り明かしたようでした。