『茶臼山動物園』に行ってきました。
「多摩動物公園」から去年の5月に移動した
チンパンジーの“カコ”ちゃんに会うためです。
「篠ノ井」まで、
遠かったぁ~
長野県の広さを甘く考えていました。
“カコ”ちゃん、いました。
チンパンジーさんの本当の気持ちは、
わからないけれど・・・。
ペコばあちゃんや
チコちゃん、モコちゃんの同年代のおばちゃん?達と暮らしていた
“カコ”ちゃんにとって『茶臼山』での生活は、
どんな風に映っているのだろうかと思います。
『茶臼山動物園』のホームページには、
大きな群れで過ごしてきた“カコ”ちゃんは、
「タダシ」くんや「アツシ」くんの誇示行動(自分の強さをアピールする行動)にも
動じることなく環境にも慣れて・・・と書いてあります。
でも、見ていたら、
「ミセス」さんと「タダシ」くん、「アツシ」くんの三人で
グルーミングをしていて、
それを“カコ”ちゃんは、一人ぼっちで見ていました。
運よく(裏側も見せていただきました)飼育員さんと話ができました。
「タダシ」くん、「アツシ」くんは、
「ミセス」さんの子どもで、
“カコ”ちゃんは、まだちょっと遠慮気味とのことでした。
まるで、お姑さんに嫉妬されているお嫁さんみたいだと
思いました。
力が余り気味の長男「タダシ」くんの迫力にびっくりしている
“カコ”ちゃんですが、
おっとり弟の「アツシ」くんとは、雰囲気いいので
うまく行くといいと思っていると教えてくれました。
これが、“カコ”ちゃんの夕食です。
「チンパンジー」は、好きなものから食べていくそうです。
バナナを一番最初に食べました。
夕食を用意して、
「チンパンジー」達を部屋に入れるという場面でした。
“カコ”ちゃんは、すんなり入ってきましたが、
突然「タダシ」くんと「アツシ」くんが、
二人で競うように誇示行動を始めてひとしきり大騒ぎがありました。
おとなしい「アツシ」くんの激しい誇示行動は、珍しいそうです。
それを、“カコ”ちゃんは
部屋からバナナを食べながら見ていました。
ここでも、
親戚のおばちゃんのふりをして
飼育員さんに「よろしくお願いします」と言ってきました。
早く赤ちゃんが生まれるといいです。
そうすれば、“カコ”ちゃんの地位も上がってくると思うから・・・。