今年の夏は、『動物園』を楽しむことができた夏でした。
何回も通うと、今まで気が付かなかった所にまで
目が行くようになります。
大人のためのワークショップでは
「チンパンジー」と「日本ザル」をじっくり観察する楽しさを教えてもらいました。
『オランウータン』は、大好きだけど
「チンパンジー」もおもしろいなぁと思いました。
それまでは、
『オランウータン』の、のんびりした穏かな(そうでない時もあるでしょうが…)
所が好きで
「チンパンジー」は、激しくてなーんか生々しい(人間の欲望丸出しみたいな…)
所が好きになれなかったのですが
その人間くさい所がおもしろいなって、ワークショップで学ばせてもらったような気がします。
写真の骨は、多摩動物園のチンパンジー村を34年も統率したボス
『ジョー』
のものです。
『朝日新聞』の多摩版に
「中央線の詩(うた)」という連載があります。
第8部家路・日野 「わが友」(Ⅰ)~(Ⅳ)で「ジョー」のことが紹介されています。
彼(ジョー)が亡くなって、8年。
「名ボス」をしのんで遺影と骨格標本が展示されているのだそうです。
飼育係の「吉原」さんとは、
ウイスキーの蜂蜜湯割りを一緒に飲みあう仲でした。
村の管理に疲れ果てて「ノイローゼ」になった時に始めた晩酌…。
酔っ払って、よく眠り、憂さを晴らす。
ああ。「チンパンジー」も「ヒト」なんだな。
現在の「ボス」は、ケンタ。
写真は、その日に放牧場に出ている「チンパンジー」を知らせる出番表です。
出ているのは、一人のオスとたくさんのメス。そして、赤ちゃん。
この日は、「ケンタ」が出ていました。
涼しくなってきたので、
みんなに、また会いに行こうかな。
『旭山動物園』の「ちんぱんじーの森」にも、すごく興味があるのです。
じっくり見ないとその動物の魅力は、なかなかわからない。
だから、1日・1動物なんだよね。
来年の北海道旅行は、
『旭山動物園』だけでも三日間は、必要です。