犬山市にある「日本モンキーセンター」に行ってきました。
「プリマーテス研究会」というモンキーセンターが年に一度開催している霊長類に関する研究会が
7日8日の二日に亘って行われたからです。
今年は、第58回で
私は知らなかったのですが随分前から行われているようです。
7日は、横浜線で人身事故があり
多摩モノレール、小田急線、南武線を乗り継いで新横浜まで行き
やっとの思いで新幹線に乗りました。
ところが、すったもんだは
まだ終わらず、名古屋から名鉄線に乗ったのですが
犬山行きだと思って乗った電車は岐阜行きでして
倍以上の時間がかかってしまいました。
もう何やってんだろうなあ・・・
と悲しくなりました。
でも、聞きたかった「ボノボ」の話には間に合ったのでとりあえず目的は達成しました。
犬山市には、
国宝犬山城があります。
一番楽しみにしていた
マレーシア、サバ州、ダナンバレーでオランウータンの研究をしている金森さんの話は
やはり、とても興味深かったです。
オランウータンについてまたまた新しいことを知ることができました。
嬉しいです。
オランウータンは、樹上生活者であり単独で行動するので
毎日オランウータンを追っている研究者でさえ、
一日から二日に一人のオランウータンに会えれば良いということです。
私たちは、キナバタンガン川のそばの森で、オスとメス二人の個体に会えました。
とてもラッキーだったことがわかりました。
そして、声を出さないオランウータンを追う時には、唯一の手がかりはおしっこのにおいだそうで
そのにおいを確かめながら追うという話もありました。
おしっこのにおいで、どのくらい前にオランウータンがいたかがわかるそうです。
「旭山動物園」で、ジャックのおしっこの上にれいなちゃん赤ちゃんを落としてしまった時に
においがなかなか消えなかった理由がわかりました。
現場でばりばりに研究している人たちの話を聞くことができました。
とても有意義でした。