千年の釘に挑む

　2009年最後の記事は、「薬師寺」再建の時の話です。



　世界最古の木造建築である法隆寺に使われていた釘は、
一千年余も経過した現在でもその役目を果たしていました。

法隆寺や薬師寺の修復や再建を手掛けた宮大工の故西岡常一棟梁は、
薬師寺再建にあたり千年耐える建物を造ろうと考えました。
そのためには、千年もつ和釘も必要です。

それで、西田棟梁は、鍛冶師の白鷹幸伯さんに和釘造りを頼みます。



　千年以上昔の職人が現在も残る釘を造る高度が技術を持っていたこと・・・
それを何もないところから再現する白鷹さんの努力と技術・・・
感動的なお話です。





今も昔もすばらしい人はいるものです。
そうです。人間は、すばらしいのです。

人間みんなが知恵を出し合って、
すばらしい世の中ができることを願わずにはいられません。

そして、私も・・・。
何かに役に立つ生き方をしたいものだと思っています。

来年は、どんな年になるか。。。　いい1年になると良いと思います。

では、みなさま今年もありがとうございました。
良いお年をお迎えください。　　　




　「薬師寺」では、若者にお坊さんの説法が行われていました。
私が聞いた説法は、すでに故人のである有名だった方のものだと思います。
今も行われているのだと感心しました。



ひねた高校生もいる中・・・なかなか大変だなとも思いました。　

でも、気合を入れられた高校生の返事がだんだん大きくなっていきました。
少しの間でしたが、おもしろいなぁ～と見ていました。　

近又の朝食

　『こげぱん京都ぶらり旅日記』たかはしみき著主婦と生活社出版に
「近又」の朝食のことが出ています。



　「近又」は、200年以上前から続く老舗旅館です。
京のぜいたくな朝ごはんをいただいてみようと行ってきました。
(もちろん最近の話ではありません・・・汗)



立派なお座敷に通してもらって落ち着いていただくのは
ごちそう以上にごちそうです。

秋ナスの田楽大好き。。。



だしまきたまごは、
できたてを後から運んでくれます。

あつあつふわふわです。　



食後は、お抹茶をゆっくりいただきました。　



ほんとにほんとに・・・
何年かに一度の大大大贅沢です。　

いちごのシフォン♪

　またまた出張の帰りに
お友達とお茶を「バーゼル洋菓子」豊田店でしました。



　私は、
今回、いちごのシフォンケーキにしました。

カボチャのケーキもモンブランも
おいしそうです。　

立川 招福そば奈美喜庵

　忘年会を、
立川にある「奈美喜庵」というお蕎麦屋さんでしました。　



創業70年のお店ですが、
改築されてとても綺麗でした。　



　お料理が次々出されて
びっくりでした。

ぜ～んぶおいしかったです。　

　

ちょうど「冬至」でした。
ゆずの器に入った酢の物です。

ゆずは、持ち帰りました。





70年作り続けている自慢の茶碗蒸しだそうです。
コース料理に入っているもので
普段行っても食べられないそうです。







お肉もお魚もみ～んなおいしかったです。

海老ちゃんも大きいし
一匹だけで大満足です。

　



　打ちたてのお蕎麦に日本酒です。
蕎麦って2分でのびちゃうんだって。

朝から粉を挽いて準備したそうですよ。



　デザートまで付いて
もうひさびさの大ホームランのお店でした。　

薬師寺

　『薬師寺』にやって来ました。

ここのお坊さんのお話はなかなか楽しくて
そのことが思い出になっている方々も多いのではないでしょうか。



　それで、薬師寺って言ったら
『ゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なるひとひらの雲』

東塔を詠んだ佐々木信綱の歌が浮かびます。



な～んか
修学旅行をもう一度って感じです。



昭和に入って
金堂や西塔が再建されて
当時のものは、東塔だけだそうです。





創建は、西暦680年ですって
すごいですよねぇ～。　

興福寺

　『興福寺』に来ました。
興福寺は、世界遺産、国宝もいっぱいです。　



その中でも「阿修羅像」ですよねぇ～。
なんと言っても・・・。　





五重塔を眺めて、奈良を満喫する
「れいなちゃん赤ちゃん」です。　

カフェ のこのこ

　奈良町の路地の奥には、
楽しかったり、おいしかったりするお店が隠れています。



　「ならまち工房」という町家を改築した一角がありました。
手作り雑貨や工房、喫茶店が並びます。



その中の『のこのこ』という喫茶店です。　



きのこの雑貨が、そろえてありました。
絵本も読めます。



親子さんがやっている手作りケーキがおいしいお店でした。　

聖夜♪

メリー　クリスマス♪　

みなさんのところには、サンタさんはやって来ましたか?　



私のところには、サンタさんから素敵なお便りが届きました。　



　彫刻ジプシーさん(『多摩動物公園』ボルネオ-オランウータン)の制作経過の写真が
「彫刻家」のはしもとみおさんから届いたのです。　

国産クスノキ2本を使い、天然漆が塗られています。



　どうですか?
似てますか?

はしもとさんにとって今までにないリアルな作品になっているそうです。
なんたって、天下のジプシーさんですからね。
ジプシーファンは、国内外にいます。
すんごいプレッシャーだと思います。　　



でも、ジプシーさんパワーとクスノキパワーでとっても幸せな毎日だそうです。

巨木には、神が宿るそうですから・・・。　

完成が楽しみです。　




　
聖夜に嬉しいニュースです。　　　　　



『上野動物園』で9年ぶりに生まれたゴリラの赤ちゃんの名前が決定しました。
コモモちゃんです。

モモちゃんではなかったけれど、
(コ)モモちゃんですからね。似たようなものです。　
母子ともに元気だそうですよ。
暖かくなったらお披露目があるそうです。　

奈良公園

　「奈良公園」は、東大寺も春日大社も博物館も含めた
660ｈａもある広大な自然公園です。



シカさんは、のびのびすぎるくらいに
過ごしています。





よくわからないので
ぐるぐる気の向くままに歩いてみました。　



　正倉院です。
この中にお宝がたくさんあるのですね。



水面に映る大仏殿も風情があります。



南大門を出て・・・



高台に行き、
奈良の山々を眺めてみました。　

母と子

　職場の忘年会で、
自分にとっての今年の「一字」は・・・というお題が出されました。

今年は、何と言っても『旭山動物園』のボルネオオランウータン
モモちゃんが亡くなったことが心にあることです。
他にも「旭山動物園」では、
今年。。。シンリンオオカミのクリス、ミナミシロサイのノシオくん、アムールトラのいっちゃん・・・。

『豊橋動植物園』では、スマトラオランウータンのウーコさん・・・。
『姫路市動物園』では、ボルネオオランウータンの小珍くん、
私が気にするところでもこれだけの子たちが、亡くなりました。

今年は、悲しい年です。

だからと言って、
「くら～い」文字を出すのははばかれます。
　
それに、み～んなみんな、私たちを楽しませて命を輝かせて
お星様になりました。　
そこで、考えた文字は「命」です。　

そして、嬉しいニュースもありました。
『上野動物園』では、ニシローランドゴリラのモモコさんが
女の赤ちゃんを産みました。

喜ばしいこともあったのです。



　今年をまとめる時期に来て
モモちゃんの写真を探してみました。

2007年9月の写真です。
弟のモリトくんが生まれて2ヶ月目。。。
名付け親になりたくて、出かけて行った時のものです。

モリトくんは、しっかり母の胸に抱かれていました。



弟ができたこの時、モモちゃんはどんな心境だったでしょうか。



親子三人での空中散歩も今は懐かしい思い出です。

モモちゃんとリアンさん、
地上の私たちを見下ろしながら、どんな会話をしていたのでしょう。

　来年は、動物園の動物たちが恵まれた環境の中で
命を繋いで行ってほしいと思います。

ならまち格子の家

町家は、間口が狭くて奥行きを長くとった建物です。

間口幅に対して税金がかけられていたからで
税金対策でそうなっているそうです。



　「ならまち格子の家」は、
格子や土間、箱階段に坪庭と江戸末期の町家を忠実に再現したものです。



無料で見学できます。　











　こういう休憩もできるスポットがあると助かります。

期待の星♪

　『多摩動物公園』ボルネオオランウータンのミンピーちゃん。
この12月に3歳になりました。



　敬愛する「ジプシー」さんの血をひく女の子の最年少です。



オランウータンの血筋を母系でつないでいきたいと考えているので、
(私が勝手に考えています・・・すみません)
彼女に期待する思いは高まります。

「モモちゃんがねぇ～。いたらねぇ～」って
もう言っちゃいけない、
もう言えないからね。。。　



「釧路市動物園」のタマさん、
「千葉市動物園」のナナちゃん、
「日本平動物園」のキューピーさん。。。

赤ちゃん生まれないかな～。　



「ボルネオ」パパの故郷『シンガポール』の動物園には
行ってほしくないなぁ～。

ずっと「多摩」にいてほしいです。　

東大寺

　奈良と言ったら
「東大寺」でしょう。。。



シカさんのいる公園を歩きながら向かいました。



大仏殿です。
むか～し、記念写真を撮りましたねぇ・・・。



この煙を頭にかけると
頭が良くなるんでしたか?!
違ったかな?





おぉ～!! 大仏さまです!

奈良町通り

　奈良町通りを歩きます。
気ままなお散歩には、ぴったりと
「ガイドブック」に書いてあったからです。



京都にも町家が残りますが
奈良にもあるのですね。

家の軒から下がっているのは
「身代わり猿」という家々のお守りだそうです。



細い路地がたくさんあります。
細い道の向こうにお店がいくつも並んでいたり隠れていたりします。　

奈良散歩♪

　奈良は、よくわからないので
ガイドブックが頼りです。

『ことりっぷ』(昭文社)には、プランづくりのコツが
書いてあるので、初心者には便利です。



　奈良公園、東大寺、興福寺と
奈良市内の定番を歩きました。



初冬の奈良を満喫できました。　



　どこで、お茶していいのかもわからないので
とりあえず和菓子のお店に入りました。



「天平庵」というお店です。



お抹茶に餡子のお菓子。。。

「あぁ～、日本人だねぇ～」