こちらは、サバティ・ガーデンの宿泊施設の一つです。
今回の旅で良かったことの一つに
コタキナバルのホテルも含め、様々なタイプの宿泊施設に泊まることができたことがあります。
ここでは、facebookのやり取りで知った「ロングハウス」に泊まることができました。
これには、感激しました。
ロングハウスは、東南アジアに多く見られる長屋で、一棟にいくつかの家族が住むそうです。
先住民族によって長屋の造りに違いがあるようですが、
サバティー・ガーデンのロングハウスは、地元ルングス族のもののようです。
木造高床式住居ですね。
一つのロングハウスの中に、10ほどの部屋があります。
廊下のような部分は共有スペースで、ここでみんなで集まって話をしたり
工芸品を作ったり、宴会をしたりするのだそうです。
床は、竹を編んで作ってあるのでギシギシいって
私の体重で折れてしまわないかとても不安でしたが
とても固いので大丈夫なのだそうです。
ジャングルにある橋も木を組んだものが多いのですが
この床を歩いて慣れていたおかげで不安定でも気にせず歩けるようになりました。ほんとです。
風がよく通り過ごしやすかったです。
ここで、風呂上りのビールをみんなでキューっと1杯いったら気持ちいいでしょうねぇ~♪
トイレとシャワーは、共同(別の棟にあります)でしたが
いくつもあったのでツアーのメンバー全員が待たずに使うことができたので助かりました。
夜も、電気が点いていたので安心でしたし・・・。
一つの部屋を3人で使いました。
部屋は、シンプルですが
水道、コンセント、飲み水用のペットボトルもあります。
ベットは、こんな感じ・・・。
虫よけ用の蚊帳ですが
天蓋付きのベットのような気がして南国のベットが私は、好きです。
バスタオルもシャンプー、石鹸も用意されていました。
ホテル並みの配慮にびっくりしました。
日本にいると、高級ホテルに絶対泊まりたい私ですが
郷に入ったら郷に従えです。
シンプルでも満足です。
ただ一つ不便だったというか、日常だったら困るだろうと思ったのは
一つ向こうの部屋の声も同じ部屋にいるように聞こえたことです。
旅行中だからいいものをプライバシーがなくて生活するにはちょっとなぁ~と思いました。
でも、ロングハウスで生活する人達はこれが普通だから
一人ぼっちになるのが逆に耐えられないらしいです。
あと、ロングハウスの火災が問題になっているようです。
一つの部屋で火が出れば、あっという間に燃え広がってしまうからです。
ロングハウスで暮らす人々への防災意識をどう高めていくかを考えなければならないそうです。
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