特に理由はないけど、ウツボカズラが好き・・・。
ウツボカズラに限らず、食虫植物に惹かれます。
去年もインドネシアの森で、ウツボカズラを見つけて興奮したけれど
ここでは何種類ものウツボカズラを見ることができて嬉しかったです。
というか、ウツボカズラに何種類もあることが確認できました。
ウツボカズラは、壺のような形をした捕虫袋に虫をとじこめて食べてしまいます。
捕虫袋には、消化液が入っていて、ここに落ちた虫はゆっくり溶かされてウツボカズラの栄養分になります。
『エドワードウツボカズラ』
サバ州に来てから、
寄生植物や絞殺しの木(大木に着生しまきついて、最終的にまきつかれた木は枯れてしまう)のような
植物同士の食うか食われるかを感じていたのですが、
ウツボカズラは、栄養分の少ない土地に生えているので
虫を捕まえてまで栄養にしなければならない・・・。
植物も動物も自分のために貪欲に生きている・・・。
植物も動物も、昔から続いている生態系の中でそれぞれ生命を営んできたんだなあと
感じました。
そこに、人間が土足であがるみたいに
勝手にずかずか入って自然を破壊してはいけないよねぇ~。
『ツノウツボカズラ』
ボルネオの先住民イバン人は、お米をウツボカズラの袋に入れて
ご飯を炊くそうです。
味は、ふつうのご飯とまったくかわらないそうですが・・・。
アラカワさんは、炊いて食べたことがあるそうです。
でも私は、えええ~という感じです。
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