優しいヒト

　今日、2時間休暇もらって

「多摩動物公園」に行ってきました。

今年の最後として動物園に行きたかったこともあるし

先日の「動物の赤ちゃん」番組で、

チンパンジーのサザエさんにめちゃくちゃ感動したので

ジンやサザエたちの様子が見たくなったからです。

ジンは、元気に遊んでいました。

ボンボン、マックス、みかん、アンナ・・・

子どもたち、みんなと仲良しさんのようです。

養母のサザエは、

相変わらずヒト付き合いは苦手なようでした。

おやつの時間、みんな「UHOキャッチャー」や自動販売機のまわりに

集まっているというのに、

サザエの姿はロープの向こうにありました。

そのサザエさんが、

どうして他人の子をかわいがることができるのか・・・

勇気を振り絞って

ジンを認めてくれるように、ボスのケンタに頼むことができたのか・・・

不思議でなりません。

飼育員さんは、

「サザエは子ども好きなのだろう」と言っていました。

私は、不器用なサザエが好きです。

ジンがオスのチンパンジーとして

りっぱに生きていくことができるか

まだまだたくさんのことを乗り越えて行かないといけないでしょう。

でも、群れで暮らしている(暮らせている・・・)

「多摩動」だから

楽しいことも大変なことも全て全てチンパンジーとして当たり前の生活なのだから・・・

どんなことでも、幸せなのに違いないと思うのです。