大好き森の人

オランウータンの赤ちゃん大好き、かわいいもの大好き、おいしいもの大好き、おしゃべり大好き、Happyな毎日。

パンノキ♪

2013-09-01 00:15:38 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 オランウータンに会うことしか考えていない・・・

オランウータンでなくてもサルの仲間に会えないかな~ばかり思っている私ですが・・・。

オランウータンに会えなくても・・・

動物に会えなくても・・・

たくさんの木、花・・・

熱帯雨林の植物を感じることができて充実した時を

過ごすことができました。。。

植物が森を支えているのですものね~。

たくさんの種類の樹木がなければ

動物たちは生きていけません。

歩きながら

ガイドのジェイソンさんが植物の名前を教えてくれました。

特に、名前が特徴的だったり

日本に馴染みだったり

私たち客人が興味をもちそうなものはすかさず指摘してくれました。

「パンノキ」です。

果実を焼くと白いパンのようになるそうです。

キャノピーからは、

目線の高さで高木のてっぺんも見ることができました。

オランウータンのネストです。

オランウータンの寝床です。

オランウータンは、毎日木の上に寝床を作り食事をし

生活をしています。

ですから、ここにネストがあるということは

オランウータンがいたことになります。

でも、このネスト、

だいぶ古いものでした。。。

オランウータンはネストを

枝を集めて作りますが、寝床の真ん中は寝やすいように柔らかい小枝を使います。

新しいものは葉が緑色で、日がたつと葉が茶色になるので

新しいものか古いものかを見分けることができます。

昨年、インドネシアでオランウータンのネストを見ることができて興奮しましたが

キナバタンガン川近くの森で活動しているBCTの職員の方に

ネストの新旧の見分け方を教えてもらいました。

ネストの大きさからは、オランウータンの体の大きさや

オスのものかメスのものか、または子どもを連れているか

予想することができます。

オランウータンのオスは、メスの2倍くらいの大きさになりますから。。。

それに、オスが一人いたらその近くにオスはいないことが多いからです。。。

マメ科の植物は私にもすぐわかるので

マメ科の植物はとても種類が多いことを知りました。

過去ボルネオ島の熱帯雨林は、フタバガキの林が70%を占めていたそうです。

だから、フタバガキが多ければ昔のままの姿・・・

その森は原生林だと言えると思います。

木に穴があいていました。

鳥かリスがいてくれたら楽しいです。

気軽に手を入れてはいけません。

ヘビがいることがあるそうですから・・・。

森の中で白くひときわ高い木がありました。

メンガリスという木だそうです。

こんな巨木がマメ科と聞いて、びっくりしました。

80mにもなるそうです。

この木は、樹液が多く、切ると腐るのが早いために材木としての価値がないことや

精霊が宿っているという迷信もあって

他の木は切られてもこの木だけが残っているのをよく見るそうです。

木を見ると

ここが原生林なのか二次林なのかわかることが

だんだん理解できるようになりました。

ともかくも、その土地の昔から生態系が守られなければなりません。



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