余禄 道灌山と呼ばれる東京・西日暮里あたりの台地は江戸時代… 2016-09-11 06:48:40 | ネタ 道灌山(どうかんやま)と呼ばれる東京・西日暮里(にしにっぽり)あたりの台地は江戸時代、虫の音を楽しむ秋の行楽地だった。丘の上では3人の男性が酒を酌み交わし、かごを手にした子供が女性に連れられて楽しそうに坂道を上る。江戸名所図会(ずえ)が虫聴きという風流な光景を描いている ▲万葉集(まんようしゅう)をはじめ鳴く虫を題材にした和歌や文学は古くからある。平安貴族の間ではスズムシやマツムシを . . . 本文を読む