時代劇の小説を読んでも?
時代劇の文庫本の小説を読んでも?健康養生法?を語るアホー
最近読んだ時代小説の中に、こんな文面の一節があった。
最もこれを書かれたのは現代だから現代の医学の知識も働いていることと想像しますが著者も、そのように思われているから書かれたのでしょう。
文庫本は「大江戸定年組(4)」(下郎の月)著者 風野 真知雄
(*11ページ~13ページまでの文章の一部を抜粋・・・)
粗筋の一部:文中には3人の隠居された方が主役である。
その3人の一人が卒中に掛かって壽庵先生の治療を受けた。
壽庵先生は深川の裏長屋に住む医者で蘭法から鍼(ハリ)まで広く学び名医の評判を取っている。
(ここらはお決まりの筋のようだ)
卒中に掛かった仲間の方が、かなり回復した時に
「寿庵先生、(*健康維持の為には)何をしたらいいんですか?」仲間一が問いかけた・・・途中の話しは省略・・・
以下小説の文章ですが多少我輩の独断で省いたところもあります。
著者にわるいかな?悪意はないので勝手に勘弁していただくことにします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(*壽庵先生曰く)
「卒中と言うのは運不運が大きな病(ヤマイ)でな、どうも頭のどこかに病が起きるが、その場所によって、症状が重かったり、軽かったりするみたいなのさ。夏木さま(*文中の主役3人の一人である)は運のよかったということでしょうか?」
「それに人柄だよ」・・・・
「40(才)前後のころ、身体が変わったようなことを感じなかったかな?そろそろまた、そんなことが来るよ。ここを摂生(セッセイ)して、しっかり身体を鍛えて過ごすのと、ただ怠けて過ごすのとは大違いだ」
「なるほど」3人は大きく頷いた。
「では壽庵先生、何をしたらいのですか?」先の質問となるのだ。
(*ここは我輩の挿入)
「そうだな。健康法と言うのは難しいものでな、十人が十
人に、いいというのはなかなかない。
人はみな、身体のできが少しずつ違うので、この人によくても、この人にはよくないというのもあるさ。
たとえば、走ったり歩いたりするのは、身体にいいが、膝の悪い人には逆効果にな
ることもある」
「そりゃあ そうでしょうが」
「では、誰にとってもいいというのを一つ教えるか。まず、全身の筋(スジ)や肉(ニク)をよく伸ばして、やわらかくしておくことだな」
「どうやって?」
「わしが手本を見せてやろう」
壽庵先生は足を伸ばして座り、ぴたりと頭をつけた。
「ほう やわらかいな」
壽庵先生の歳をはっきり訊いたことはないが、どう見ても六十をずいぶん越している。
その歳にしたら信じられないやわらかさである。
次に足を開いたままにして、また頭を下につけるようにした。
これも頭どころか胸まで畳みについた。
「これを斜めに倒したり、このまま身体をひねったりする・・・・・」
言いながら、いろんな動作をする。
「あるいはだな・・・・・」
今度はうつぶせに寝て、大きく背中を反ってみせた。
背中が見事な半円を描く。
「こんなふうに、とにかく身体のありとあらゆるところの
筋(スジ)と肉(ニク)を伸ばし、やわらかくするようにする。これはな、頭を使
わないとできぬぞ。どこにどんな筋(スジ)や肉(ニク)があるか、考えながらや
るのさ」
「なるほどな」
三人が感心しながら、それぞれ身体を動かし始めた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上が小説の中に書かれた文章の一部である。
ここには「真っ向法」や「ヨ~ガ」などに共通した様子が克明に書かれていると推定した。
現代の健康法に通じるものが沢山ある。
呼吸法が特に記してないのが惜しい!これは太極拳がいいと我輩は思っているが、果たして誰にもいいかは疑問だ?
我輩が太極拳をしている故の自画自賛かも?
然し呼吸法は「真っ向法」や「ヨ~ガ」をやる時に呼吸も同時に行うので、呼吸法はあえて書く必要ガ無かったのかもしれない。
捕り物帖 紛(マガ)いの連続文庫本(4巻?)だったが結構面白く読んだものだ。
このような本で「健康」を論ずるのは筋違いな話だが、少し頷(ウナズ)けて気になった。
昨年の太極拳の投稿記事
http://blog.goo.ne.jp/osamu330/e/43640a9a12be0b2cd847fc1d0033d8ce
上のブログの写真の男性の方は今年70歳になられます。
まァ 今回はネタが尽きた“くそ爺”の戯言(タワゴト)と思ってくだされ・・・・。
時代劇の文庫本の小説を読んでも?健康養生法?を語るアホー
最近読んだ時代小説の中に、こんな文面の一節があった。
最もこれを書かれたのは現代だから現代の医学の知識も働いていることと想像しますが著者も、そのように思われているから書かれたのでしょう。
文庫本は「大江戸定年組(4)」(下郎の月)著者 風野 真知雄
(*11ページ~13ページまでの文章の一部を抜粋・・・)
粗筋の一部:文中には3人の隠居された方が主役である。
その3人の一人が卒中に掛かって壽庵先生の治療を受けた。
壽庵先生は深川の裏長屋に住む医者で蘭法から鍼(ハリ)まで広く学び名医の評判を取っている。
(ここらはお決まりの筋のようだ)
卒中に掛かった仲間の方が、かなり回復した時に
「寿庵先生、(*健康維持の為には)何をしたらいいんですか?」仲間一が問いかけた・・・途中の話しは省略・・・
以下小説の文章ですが多少我輩の独断で省いたところもあります。
著者にわるいかな?悪意はないので勝手に勘弁していただくことにします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(*壽庵先生曰く)
「卒中と言うのは運不運が大きな病(ヤマイ)でな、どうも頭のどこかに病が起きるが、その場所によって、症状が重かったり、軽かったりするみたいなのさ。夏木さま(*文中の主役3人の一人である)は運のよかったということでしょうか?」
「それに人柄だよ」・・・・
「40(才)前後のころ、身体が変わったようなことを感じなかったかな?そろそろまた、そんなことが来るよ。ここを摂生(セッセイ)して、しっかり身体を鍛えて過ごすのと、ただ怠けて過ごすのとは大違いだ」
「なるほど」3人は大きく頷いた。
「では壽庵先生、何をしたらいのですか?」先の質問となるのだ。
(*ここは我輩の挿入)
「そうだな。健康法と言うのは難しいものでな、十人が十
人に、いいというのはなかなかない。
人はみな、身体のできが少しずつ違うので、この人によくても、この人にはよくないというのもあるさ。
たとえば、走ったり歩いたりするのは、身体にいいが、膝の悪い人には逆効果にな
ることもある」
「そりゃあ そうでしょうが」
「では、誰にとってもいいというのを一つ教えるか。まず、全身の筋(スジ)や肉(ニク)をよく伸ばして、やわらかくしておくことだな」
「どうやって?」
「わしが手本を見せてやろう」
壽庵先生は足を伸ばして座り、ぴたりと頭をつけた。
「ほう やわらかいな」
壽庵先生の歳をはっきり訊いたことはないが、どう見ても六十をずいぶん越している。
その歳にしたら信じられないやわらかさである。
次に足を開いたままにして、また頭を下につけるようにした。
これも頭どころか胸まで畳みについた。
「これを斜めに倒したり、このまま身体をひねったりする・・・・・」
言いながら、いろんな動作をする。
「あるいはだな・・・・・」
今度はうつぶせに寝て、大きく背中を反ってみせた。
背中が見事な半円を描く。
「こんなふうに、とにかく身体のありとあらゆるところの
筋(スジ)と肉(ニク)を伸ばし、やわらかくするようにする。これはな、頭を使
わないとできぬぞ。どこにどんな筋(スジ)や肉(ニク)があるか、考えながらや
るのさ」
「なるほどな」
三人が感心しながら、それぞれ身体を動かし始めた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上が小説の中に書かれた文章の一部である。
ここには「真っ向法」や「ヨ~ガ」などに共通した様子が克明に書かれていると推定した。
現代の健康法に通じるものが沢山ある。
呼吸法が特に記してないのが惜しい!これは太極拳がいいと我輩は思っているが、果たして誰にもいいかは疑問だ?
我輩が太極拳をしている故の自画自賛かも?
然し呼吸法は「真っ向法」や「ヨ~ガ」をやる時に呼吸も同時に行うので、呼吸法はあえて書く必要ガ無かったのかもしれない。
捕り物帖 紛(マガ)いの連続文庫本(4巻?)だったが結構面白く読んだものだ。
このような本で「健康」を論ずるのは筋違いな話だが、少し頷(ウナズ)けて気になった。
昨年の太極拳の投稿記事
http://blog.goo.ne.jp/osamu330/e/43640a9a12be0b2cd847fc1d0033d8ce
上のブログの写真の男性の方は今年70歳になられます。
まァ 今回はネタが尽きた“くそ爺”の戯言(タワゴト)と思ってくだされ・・・・。
最近は目が疲れさらに文字離れをしています。ボケ促進法ですね。