還り見れば酔生夢死か?

80歳代の聾人でネットの話題を書いています。足が悪いので家で得ることが出来るネット情報と私自身の唯我独尊の偏向文です。

手話で歌?

2006-09-30 10:07:40 | 手話
今、私は所属する「手話の会」で手話を使い 歌を歌う練習をしている。

来月末に開催される田浦自治会館での恒例の年次行事に会の皆さんと共に参加のためだ。

最初は手話で「歌」とは何だ?と疑問に思ったが音楽テープに合わせ手話の会の会員により「歌」の歌詞を手話で示す。

聴覚障害者は手話を見て歌詞が分かるというものだ。

この手話の歌は少し手話の簡単な単語を知っていれば誰でも分かる内容だ。

手話の初心者の私にはとても判り易い、案外 歌で手話を覚えた方が早いのではと思うくらいだ。その上結構楽しい。

2時間が アッ と云う間に過ぎる。振り付けは歌う歌詞の内容のところで会の皆さんが、その場その場で「このようにしたらいいのでは?」との意見で決まる。

会員は殆どが女性です。振り付けの内容には男性(?)として少々気後れを感じるところもあるが私も歳だ、気にしないでやる事にした。

今のところナントカ私も皆さんに付いていっているが本番ではどうなるか分からないので「テープ」を拝借してダビングして家で練習している。

ところが歌に熱中する余り肝心の今まで習得した日常手話の手振りを忘れたようだ。 

今までは教室に入ると自然(?)に出来た

「お早うございます」

「今日は」

「宜しく」

「有難う」

「また 次回 お会いしましょう」等 が 一呼吸入れなければ出来ない。

間が抜けてきた。ナントカ覚えてきたかな?と思ううちに次の手振りを忘れている。まァ 気長にやるほかないが・・・。

手話は瞬間的に出来なければ意味がない。

先日の教室で困ったのは

「トイレに行きます」の手振りを忘れたことだ。

仕方ないので喋って伝えた。コレだけは忘れてはいけない。(笑)

言葉が分からない時はどうしても喋ってしまう。
「中途聴覚障害者」の弱点と思う。

なまじっか喋れるから手話もなかなか身に付かない。

聴力も近くで話すと話の内容も少しくらいは分かる(補聴器着装)。

マイクの声や複数の方の話は全く分からない。会議などでは出席者の顔を見るだけだ。何しろ会議での話の内容が全く判らないからどうしようもない。
まさか手話を使うわけにもいかない。

と、云っても私が満足に手話を使える訳でもないが・・・

手話もNHKの午後8時45分の「手話ニュウス845」などは早くて分からない。

時にわりと分かり易い手話を使う方もいらっしゃるが普通は速過ぎます。

あの手話が分かれば一人前と一生懸命に見ているがサッパリだ。

なには、ともあれ今は手話の歌を覚えることだ!
現在の私の最も苦手とすることだが・・・

ラジカセもイヤホーンを使っての練習だ。

ラジカセの音量も私に聞こえる、そのままの音量では隣近所に響き渡る。

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