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http://mainichi.jp/opinion/news/20130926k0000m070123000c.html
以下全文
余録:「きりきりしやんとしてさく桔梗かな…
毎日新聞 2013年09月26日 00時46分
「きりきりしやんとしてさく桔梗(ききょう)かな」「雁(かり)わやわや おれが噂(うわさ)を致(いた)すかな」は一茶(いっさ)の句である。「きりきり」「しゃん」や「わやわや」などの擬態語や擬音語は「オノマトペ」と呼ばれる。元々ギリシャ語の「造語」に由来する言葉だ
▲一茶のオノマトペは面白い。「けろけろと師走月よの榎(えのき)かな」「陽炎(かげろう)にぐいぐい猫の鼾(いびき)かな」「うそうそと雨降る中を春の蝶(ちょう)」「花ちりてげっくり長くなる日かな」。一茶と一緒にその光景に立ち会っているような気になる
▲「さくさくと飯くふ上をとぶ蛍(ほたる)」もその一つで、この「さくさく」は歯でものをかむ音である。「さくさく」は水が滞りなく流れるさまをも表すが、それが今ではパソコンが小気味よく動くさまを示すのにも用いられている。時代を超えるオノマトペの生命力である
▲では「きんきんに冷える」「ざっくりとした説明」「気持ちがほっこり」「うるうるとした瞳(ひとみ)」といった最近の用法はどれほど浸透しているのか。国語世論調査では「さくさく」の認知度は4割だったが、あとの四つは7割以上の人が聞いたことがあると答えている
▲うち「うるうる」「きんきん」「ざっくり」は20〜30代で半数以上が使っているから、今後定着しよう。「さくさく」のみならず、これらはいずれも言葉としては昔からあるオノマトペである。そこに時代が求める新たな意味を宿らせるのも日本語の伝統なのだろう
▲ちなみに日本国語大辞典で「うるうる」を引くと、鎌倉時代にも「目のうるうるとなりて」という用例があった。オノマトペの上手な使いこなしは先人から授かり子孫に伝えるべき日本語の富なのだ
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つぶやき
一茶の 擬態語や擬音語・・・ 味がありますね~素人が口にすべきではないが・・・。
梅が香にのつと日の出る山路哉. 芭蕉 こちらの「のっと」 は直ぐに思い出します。
「さくさく」はパソコンの動きをよく表している。
忍の字の 一文字で待つ 我がパソコ 平家蟹 (川柳)
やいパソコ お前も膝が わるいのか 平家蟹 (川柳)
気分悪く 終日寝ていた。やや寒いので一足先に下着を長袖にする。明日はよくなると葛根湯を飲んでおく。
夏に向かう衣替えはは6月1日。冬に向かう衣替えは10月1日である。
横須賀駐在の自衛隊隊員の服装も10月1日で冬の服装になる。
これも横須賀の風物詩かも?
天候は崩れ勝ちである。
9月27日追記 (午前4時)
ポトマック通信 アメリカ人の魅力 2013.9.27 03:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130927/amr13092703030001-n1.htm
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