我輩から見れば宝、カミさんから見ればゴミ？

どうして こんなものが？と思う物がイッパイある。

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それらは我輩の宝である。

然しカミさんから見れば全てゴミなのだ。

宝は捨てがたい。

ゴミは邪魔になる。直ぐにでも捨てたい。

「俺が死んでから捨ててくれ」と言っているから我輩の部屋はカミさんから見ればゴミの山だ。

う～ん・・・俺の手で始末するか？

近頃　そう思うようになった。

そして、そのヒトツを手にする。

用意した箱に放りこむ前にちょっと中身を・・・。

ダメだ・・・これは未だ要る。

出だしで躓く。後が続かない。

カミさんでなく第三者が見ても、やはりゴミはゴミだろうと思う。

然し これでは片付かない！

やはり捨てるか？迷いに迷って一冊の本を箱に投げ込んだ。

次の本を手にする・・・同じように捨てきれない。

今度はエ～イ！とばかり箱に放りこむ。

次は なにやら道具？これ何に使っていたのだろう？

なんで？こんな物 買ったのだろう？

もう考えることを止めて ”エ～イ”と箱の中に・・・。

それでも・・・

一日かかかっても箱はイッパイにならなかった。

この箱がイッパイになりカミさんが仕分けできるのは何時の日になるのかな？

若しも この箱がイッパイになって仮に捨てることが出来ても未だ部屋の中には、その数十倍の物がある。

これでは一生？かかっても片付かないな～ァ

あと一日生きられるか？一月生きられるか？ことによると一年も生きられるか？

８０歳と言うのにな～これも詰まらぬ我欲の嘆きか？

なんとなく町の中のゴミ屋敷の主人の気持ちが分かるようになった。

我輩も我が家の家の中の粗大ゴミの一人になったような感じである。

いっそのこと我輩がこの箱に入るか？

なにやら同じような話が落語にもあったな～ァ。

部屋の入り口に大きな箱がヒトツ目についている。

ありゃ寒くなった。

暖房器の電源はいれたのに？と温度設定を見ると２３度だった。

「あいつ　また２３度まで下ぎゃがったな！」これでは我輩は死んじゃうよ～。

直ぐに２５度に変更した。（上げたのでない！変更です）

この暖房器は＋－２度くらいの誤差がある。

午前３時に起きて今　時計を見ると もう５時だ。

２時間も経つと温度も一旦２５度まで上がり暖房器のセンサーが働き燃焼が弱くなり２１度くらいまで下がる。そこでまた燃焼を始めて＋２度まで室温が上げる。

それの繰り返しである。

２３度に設定すれば一旦２５度まで上がり、燃焼がエコになり２１度まで下がる。

下がって また 燃焼を始めるにはその間 かなりのインターバルがある。

その間に我輩はいつも風邪を引く。

但し風邪は まだ 入り口のようで大体 葛根湯でかたがついている。

今朝は起きて直ぐにこの葛根湯を用心のために一服飲んでおいた。

部屋がまたあったかくなった。

こうなると二度寝のサインの眠気が襲う。

暖房器の前でカミさんから肩を突かれるまで横になる。

何時もは７時ころにカミさんが耳元で大きな声で

「（朝食が）出来たよ～」と叫ぶ。

まるで鶏の一番声のように聞こえる。

「鶏一声」けいいっせい）か？

補聴器は未だつけてないので大きな音である。

きょうは暇を見つけて一箱だけでも・・・・。

片付ける夢でも見るか・・・・

でも６時から「時事放談」目覚ましをセットしておくか？


ケチの話　　↓　（７日追記）

http://www007.upp.so-net.ne.jp/fukasawa/siwai_kurabe.htm