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http://mainichi.jp/shimen/news/20131106ddm003070114000c.html
水説:民をどう恐れるか=倉重篤郎
毎日新聞 2013年11月06日 東京朝刊
<sui−setsu>
小泉純一郎元首相の原発ゼロ発言にさまざまな反響が出ている。
脱原発派は「待ってました、純ちゃん」。
推進派は「今さら無責任。足引っ張るな」。
わけ知り派は「息子の進次郎君が気の毒だ」。
わが万能川柳には「あなたにはもう疲れたよ元総理」(4日付)との秀句も出てきた。
小泉氏はさぞかしニンマリしていることだろう。
元首相とはいえ、政界を引退して4年。
バッジも役職もない中で、自らの発信がついには川柳に取り上げられるところまできた。国民世論の喚起と追い風を武器に政治目標を達成する小泉方式はなお健在か。
それにしてもなぜ小泉発言が人心に響くのか。
推進派はそこを分析すべきだ。
一つはそのわかりやすさにある。使用済み核燃料の最終処分場がいまだに確保されていない中でゴミを出し続ける矛盾、いわゆるトイレのないマンション問題の告発である。
このこと自体は、目新しいことではない。
原発推進派の一番の泣きどころであり、脱原発派の最大の攻めどころであり続けてきたからだ。ポイントはその次、「3・11」原発事故による民意の変化を政治家としてどう読むか、にある。
「3・11」後もこれまで同様トイレ探しに全力を尽くす、というのが推進派だ。
一方、小泉氏は「3・11」ゆえにトイレ探しが不可能になった、というのだ。
なぜならば、トイレ作りには国民世論の支持、地域住民の同意が必須だが、「3・11」前ですら困難だったこの政治手続きは「3・11」後は絶望と見るべきだからだ。
小泉氏一流の政治リアリズムである。
この差は、小さいようで大きい。
一言でいえば、民をどう恐れるか、という政治家の感度にかかわる問題だ。
振り返れば、2005年小泉政権時代にこんなことがあった。
政府部内で沖縄・普天間飛行場の移設先を議論した際、大規模な埋め立て工事を伴う浅瀬設置案と、埋め立て部分を極力縮める沿岸設置案との二つにしぼられた段階で、小泉氏は後者に断を下した。
同じ地元でも埋め立てに期待する業者よりも、埋め立てに反対する環境団体を恐れたのである。
「環境派を相手に戦ってはダメだ。それほど住民運動は怖いんだ」。
小泉氏が自らの地元の池子弾薬庫跡地問題の例を挙げてこう語ったことを当時の守屋武昌防衛事務次官が著書「『普天間』交渉秘録」で明かしている。
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つぶやき
小泉 元総理の「脱原発」発言は現政府には厚い壁になった感じがする。
小泉元総理の説明は原発に詳しくない私には実に単純で分かり易い。
それでも資源のないわが国では原発は必要な感じもするが・・・福島原発の後始末を見る限り現状での原発再稼動には一抹の不安はある。
事故の後始末が余りにお粗末で避難された方々への配慮の杜撰さには第三者の私でさえ納得できないものを感じる。
想定外の事故とはいえ素人の私でさえ事故原因はレイアウトの単純な設計ミスのような気もする。
緊急非常発電機を低い場所に設置したことが最大の原因ではないか?素人ながら そのうように見る。 後出しじゃんけんならなんとでも言えるが・・・・。
また今回の事故復旧で経営赤字がでれば料金を上げればいい・・・そんな・・・単純な解決など論外ではないか?
国の支援もアテにしている。それこそ電力会社 解体まで叫ばれるもとではないか?もっと真剣に対応して欲しいものだ。
安全な原発が永遠に成功 しないか?或いは何時の時点かは分からないが成功するかもしれない。地球資源が枯渇してくる現状では是非 成功させたいものである。
以前 見た映画「チェルノブイリ・ハート」 の二の舞はゴメンだが・・・・。
福島、現職相次ぐ落選 進まぬ復興 有権者の怒り
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131118/lcl13111800470000-n1.htm
瀬戸孝則逃げる ↓ 2CH
短かった秋も終り今朝は寒く成りいよいよ冬の到来ですね!
お互いに風邪を引かない様に注意して今週も過ごしましょう!
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*小泉元首相が現役時代は原発推進だったですね!?
小泉元首相・曰く・・・人間って考えが変わる生き物なんだよね!
なるほどそ~だよね!
('_')今朝は此方広島・三原市の紅葉狩りに行って来ましたので御付き合い頂ければ幸せま~す!
!(^^)!閲覧感想のコメントを宜しくお願いしま~す!バイ・バ~ィ!!
「トイレ無きマンション」確かに・・それで大慌てで
「トイレを探せ」ですね
ここに来て、小泉元総理が表に現れ
即原発ゼロを現、安倍総理に向けて
発言しておられます。これは自民党にとって
かなりのブレーキになりそうですね
廃炉にしても大変な難問です。
小泉元総理の反原発は現政府にとっては大変な壁になったようです。どう処置するか?難しいですね。
なにせ菅元総理の処置が悪過ぎました。わが国も大統領制が望ましく感じ始めました。もうあとがないので私の時代では改正はないでしょう。
ミコちゃんさんの言われるとおりですね。
どうなるのでしょうね?
映画「チェルノブイリ」見られましたか?私は最初見たときは気持ちが悪くなり途中で見るのを辞めたくらいです。被爆者の姿はマトモに見られません。