今、太極拳の「総合太極拳」を習い始めた。
もう、何ヶ月になるか?3ヶ月目に入ったところくらいだ。
然し、よく休むので中々覚えられない。
結構 難しい!何故、「総合太極拳」かと言うと、カミさんが今「総合太極拳」をしきりにやっているからだ。
我輩が本を読んでいる目の前で、それらしき(?)仕草をしている。
私は「総合太極拳」を知らない。
カミさんの動作に何も言えない。
時々チラリ・チラリと見るがカミさんは意に介しない。
なにしろ、カミさんは何事も熱心だ。太極拳の練習に行くと言っても必ず行く前に、或いは暇を見て数回は練習をしている。
それはいいが、時に目の前で動作が止まる。
「おい、どうしたんだ?」と聞くと
「あんたに聞いても仕方ないよ」と言う。
「どうしてだ?」と言うと
「あんたは総合を知らないから・・・」と宣(ノタマ)わく。
確かに私は「総合太極拳」は習っていない。
これは癪(シャク)だ。
俺だって「総合」くらいは習えば出来る。
心中深く決心して友人に頼み教室に通い始めたのだ。
今日、私の出来るところまで○○先生に見て戴いた。
式(動作)は全部で四段ある。
一段が10式。二段が8式。三段が10式。四段が12式と都合、全部で42式(動作)がある。
今日は二段まで(18式)出来た。然し、家で練習は出来ない。
暇を見て近くにある公園で練習することにしている。
現在、なんとか二段まで不十分ながら形らしき動作はできる(此処まで実質二ヵ月)。あと、残りは24式(動作の型)である。
一般の「簡化24式太極拳」でも初めて習うと、週一回2時間習って全部覚えるのには2年は掛かるのだ。
然し二年で習得される方は珍しい。
「総合太極拳」の動作は42式ある。
慣れていても1年は掛かるだろうと私は見ている。
今は、兎に角 動作を覚えることが一番だ。
私の友人です(99年度の全国大会で個人4位)
幸いに友人にも非常に協力して頂き、私の進み具合は順調といえる。
あとは、後半の三段、と終わりの四段の動作である。
何とか、カミさんの目を回してやりたいものだ。
今、目の前でカミさんがやっている動作は「転身大将(チェワンシェン・ダーリュイ)」だ。
33番目の動作だ。
カミさんは既に2年以上この「総合太極拳」を習っている。
今の私は18番目だ。かなりの差があるが、あと、二ヵ月くらいで何とかしようと思っている。
カミさんの進捗度は教室の他の生徒と同じであるから私が追い抜くのは、多分、秋には追い越せると考えている。
ことによると、カミさんに教えることも可能となるかも?
何故かと言うと教室での全動作の指導が終わっても、最初から自分一人で全動作が出来るかと言うと、大体出来ないのが普通である。
而(シコウ)して教室では最初から再度、指導を始めるのが普通の教室風景である。
太極拳は覚えるのが大変だ。
そう簡単には覚えられない。頭の体操にもなる。
そして覚えたと思っても、いざ、公園などで一人で、やると途中で動作が出来なく止まって
「ああ~私も歳だ~ァ」と嘆くのが落ちである。
と書けば「太極拳」は身体に毒だ~と思われるかも?
でもこれが現実に見られる多くの有様です。
失望されることはありません。皆さん同じですから・・・・。
私も今日、「規定楊式」をやらされたが、もう、かれこれ2年以上も正式なトウロをやっていない。
式と順番をスッカリ忘れている。それでも、なんとか先生の姿をチョロリ・チョロリと見ながら、そして間違いながらも終わり、までやった。
次回、公園で一人で練習するときは「総合太極拳」と、ともに「規定楊式」も全トウロの練習をしてみようと思っている。
演舞?は”美”ですね。
osamuさんの根性に男を感じます。今は奥様に向けた
対抗心(向上心)、夢がかなうでしょうか。
楽しみです。
>先生と友人の演舞?は”美”ですね。
二人の共演は見たことはありませんが、お互い身体の柔らかさは抜群です。
このお二人で若しも表演をすると、さぞかし華麗だと思います。足が上がりますからね~
よろめかないのです。安定しているのが日頃の成果でしょう。
今の私の足は60度くらいしか上がりません。(苦笑)見られたもので有りません。
osamuさんの足 60度なら華麗でしょうよ。(年齢+)私などは腹が邪魔して前屈も、片足上げるとバランスが崩れます。若い頃沢山運動したのに・・と回顧してます。
何時も勇気を付けてもらい有難い事と感謝しています。
選手権の競技は水平以上が要求されます。腹筋が弱ってきているのだとカミさんは言っています。
然し、歳ですから無理はしません。もう競技には出ませんから・・・。
ノンビリと楽しんでいます。