還り見れば酔生夢死か?

80歳代の聾人でネットの話題を書いています。足が悪いので家で得ることが出来るネット情報と私自身の唯我独尊の偏向文です。

免状、免許も歳をとる?

2007-08-01 21:12:22 | 囲碁
我輩が持っている趣味の免状は 囲碁、将棋、太極拳くらいだ。


囲碁初段の免状


その他大勢と言うところか?詩吟(初段)、柔道 宅建 等 諸々である。

運転免許(?)は資格か?

「鉄道工事管理士」も資格のうちかな?変なのもある。園芸士(公認資格でない)、など? これでは資格も免状もゴチャ混ぜだ。

資格となると若いころ会社の命令で取得したのもあったが、個人的に取ったものも多い。

学生時代にアルバイト先の会社で2級建築士を取らないか?と言われ、2級建築士って何だ?と言うくらいのバカだった我輩であった。

当時は余り資格に興味が無かったにせよ、建築を専攻して居ながら建築士の何たるかを知らなかった。

されど、調べてみると、どうも受験できるようだ。

そこで仲間と一緒に受験して、なんと受かったのだ。これには驚いた。

生まれて最初に取得した資格ではないかな?待てよ?園卒、小卒、中卒、高卒、大卒も資格のうちか?まァ それはそれとして・・・・。

後に1級建築士を取得した時に、この2級建築士を持って行くと登録料が安くなった。

確か2級建築士の登録に要した費用くらいだったか?当時は会社の給料では小遣いに49・89していたので、思わぬ得をした気持ちになったが合格の通知を受けた日の夜に、あえなくも渋谷の恋文横丁(?)(この頃は度忘れが激しい!)で仲間との祝杯で無くなった。

今日は将棋の話にします。

先日、プールで知り合いの方から

「近所のお年寄りの方が将棋をしたいのだが相手が居ないので、誰か相手になる方を知らないか?」と言うことで我輩に、その話を持って来られた(我輩も歳だけは立派にとっている年寄りである)。

「私でもよければいいですよ」と返事をしたついでに

「私は以前ですが千駄ヶ谷の将棋会館で2段で指していました」と付け加えたものだ。



当時将棋会館で指して居た時の会員証


実にバカだね~ェ。

数日後、その方から

「そのような強い方ではご迷惑になりますのでよろしく断って下さい」と言われたと告げられた。

私の2段に驚かれたようだった。

そうは言ってもリタイアした時に横須賀の○岩将棋道場(当市では有名である)に一度行って道場主と指したことがありますが(一度だけです)結果は負けましたが(当たり前です)指し手の数はゆうに120手以上と思った。

百手以内で負ければ完敗である。

温厚な感じの方で余り盤面の変化を顔には出されない方だった。

然し私との対局で序盤のある局面の時に指した私の一手を見て、多分無意識と思う感じだったが道場主の方が顔を上げられて私の顔を一瞬見られたのが印象に残っている。

当時 道場主は5段と看板に書いてあったが詳しいことは知らないが元プロの方ではないかと想像した。

私が将棋の町道場に行ったのは最初で最後の経験でもあった。
 
現役当時は会社の近くに将棋会館があり会社が終わればよく通ったものだ。

勤めていた会社から歩いて5分くらいだったので通いやすかった。

また、私がよく通ったスナックでもプロの方をよく見かけたものだ。

当時 白面の美男棋士と言われた真鍋7段、カミソリ棋士と言われた北海道出身で痩せた細身の方も見受けた。

会社でも一度だけですが私は 両駒落としで田丸7段と対局したことがあるが、たった一手を読み筋の順番を間違えた。

そのために一瞬のうちに逆転負けを喫した。

5面対局で全員の将棋が終わった段階で、それぞれの対局者(我々)に講評をされた。

私には、あの局面を、その場で再現して「この一手が敗因です」と指摘された。

さすがプロは違うと深く感じたものだ。ついでに当時の田丸7段は顔は若いのに頭髪は真っ白であった。将棋は相当 頭を使うのだなと・・・とてもじゃあないが私のような者は将棋指しに成れないと思ったものだ。

勿論、そう簡単に成れるわけがない。

田丸7段は非常に穏やかな感じの方だった。

現在は確か8段になられていると思います。

最近将棋雑誌を見ないので・・・・・。 

以後、将棋は指していない。

ベンさんが将棋を指しているという話で久し振りに「○1将棋」というソフトを求めパソコンで指してみて、その強さに驚き自分の実力の無さにも合わせてビックリもしたものだ。

こんな筈ではなかったとパソコン将棋を指しながら思わず溜息をついたり、嘆いている我輩である。

免状が歳を取るわけではない!我輩が歳を取り思考力が失せたのだ。

何しろ先が読めないのだ。見落としも多い。

これからは何事も気を附けなければと思う。

そう思いながらも今朝も、またコーヒーを溢(コボ)してテーブルの上をカミさんが拭いているのが現実だ。

近頃は私の粗相を見てもカミさんは何も言わない。

黙って本や小物をどけて、こぼれたコーヒーを拭いている。

ただ、シャクなのは拭き取りを手伝うと

「あんた邪魔をしないで!」と叱れることだ。

我輩がヒックリ返したコーヒーなのに・・・。

そうそ、コーヒーを溢した時に何はともあれ我輩はパソコンを持ち上げるのだ。

そのたびに

「パソコンなど遣りながらコーヒを飲むのはやめな!」と怒鳴られる。

止められるかってんだ!と、心の中で叫んでいる“くそ爺”である。








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2 コメント

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認証 (沼じじ)
2007-08-02 18:41:27
私も数枚の認証をいただいてますが、今は紙切れ同然で役に立っていません。例えばスキー1級のように・・・。

写真の「横並び」投稿をしたいと思い、タグを連続にしたが「縦並び」(ゴルフの写真=8・1日のもの)
になりました。「横並び」投稿を教えてください。
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沼じじさんへ (osamu)
2007-08-03 14:09:00
「スキー1級」とは凄いですね!私はスキーの経験は殆ど、ないのですがカミさんの妹婿さんが持って居て定年後、北海道から、こちらに来ていますが冬は苗場スキー場や近場のスキー場に行っています。
真冬でも半袖シャツで居るのには驚いています。
「内地の冬は冬でない」と豪語しています。(苦笑)
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