ヨレ・ヨレ・・・

ヨレ・ヨレ・・・

「おい　今から整形科に行くから、保険証と診察券を頼む」

カミさんが我輩に診察券を渡しながら、なにやらニヤ・ニヤしていた。

「うん？」なんだ？

「あんたに似合った診察券だね～ェ・・」

「なにが？・・・」

どうも何時もと様子が違う？

あの整形科に通い始めてすでに二ヶ月近い。

毎度　受付に診察券は出していたのだが？

「なにか？おかしいか？」

「おかしいよ！気が付かなかった？」

「病院も洒落たことをするわね～」

「なにが？」

「分からないの？診察券だよ・・・・」

「診察券？」

「そうよ」

改めて診察券を見る。どこもおかしくない！

「なんだ？どこもおかしくないぞ！」

「番号よ！気が付かない？」

「番号？」

よく見ると、なんとヨレ・ヨレだ！（NO ４０４０だ！）



「なるほど！これは、これはと・・・」と頷いた。

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今日（２５日）は土曜日で診察は午前中だ。

診療は２週間に一度　両膝に物凄く痛い注射を打つ！

その２週間目が先日過ぎていた。直ぐに車で北久里浜駅に向かう。

駅の隣の駐車場には４台分の駐車場が確保されている。

ソコに車を入れて病院に行く。

きょうも、いつものように注射が済んだときに先生から

「随分とよくなっていますよ」といわれた。

確かに痛みもかなり薄らいできたように思う。

「○○さん　あとはここですね」と我輩のお腹を指された。
（＊８０ｋの体重）

「先生　そこが一番　むつかしいところです」

「こればかりは私にはどうにもなりませんよ」

「あっ　そうそう　転ばないようにして下さいね」

注射が済み診察台（寝台）を降りて歩くと、全く痛みがない。

久しく忘れていた普通の歩きが出来る。

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この整形病院に最初に来て診察を受け注射が済んで寝台から降りて歩いた時も全く痛みがなく。驚いたものだ。

然し　最初の時は診察室を出るところまでだったのだ。

エレベータから降りてビルから出た時には、もう膝の痛みを感じたものだ。

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ところが　きょうは、なんと駐車場に来てもまだ痛みはない。

接骨院での治療もあわせて効いてきたのかも？楽だ！

歩くことに意識が集中しなくて自然に歩けることが如何に気持ちのいいことかを改めて感じる。

気分がよいのと、もう少し歩いてみたくて隣の本屋に寄り文庫本の時代劇の本を数冊求めた。

膝に痛みを感じなく普通に歩けることのなんと素晴らしいことよ！

家に帰ったときもまだ、それほどの痛みはない。

この調子でよくなるといいな？と思ったところで、激痛が走った。

調子に乗り二階に上がり、降りようとした瞬間だった。

やはり下りは無理なようだ。一旦　再発した痛みは元に戻らない。

またもや、身体を左右にゆする歩きかたが始まった。

階段を身体をゆすりながら、そろり・そろりと降りた。

それでも、お風呂に入った後は何故か膝の痛みは半減している。

診察券の番号が４１４１(好い・好い)　いや、４６４１（宜しい）となるのは何時のことだろう？

アホ～～診察券の番号が変わるわけないだろう！