還り見れば酔生夢死か?

80歳代の聾人でネットの話題を書いています。足が悪いので家で得ることが出来るネット情報と私自身の唯我独尊の偏向文です。

「防災の日」に思う

2006-09-01 04:02:19 | Weblog

今日は関東大震災が発生した日である。

ものの本では、よく読むが実際の、その悲惨さは想像も尽かない規模のようだ。

流言飛語が飛び交い治安の乱れもかなり見られたとか?

現在「日本沈没」の映画が大ヒットしているようですが、私はこの本は読みましたが映画は未だ見ていません。

大正12年9月1日午前11時58分40秒 

真昼時の発生で「竈(カマド)」「七輪(シチリン)」が火元とか?イロイロと諸説あるようだ。

私の推察は、やはり一般の方々の木造家屋が倒壊し火災が発生したことに最大の原因があり、消防、消火体制の不備など公の制度も不完全であったのではと思う。悪い結果には悪い条件が重なります。

自然条件も又然り! 

 震災までは鉄筋コンクリート造の計算の基準が 確定していなかったのでは?その為に胡乱な計算による建造物が多くコンクリート造りの建物が建築中にシバシバ倒壊する事故が多発していたらしい?

又そのような建築物は、ほぼ、この地震で倒壊の憂き目に会い全滅に瀕したといわれている。

 建築基準法で建築物の高さが最高で31mと定められていますが 31mの端数の1mが気になります

 (建物の高さ制限は現在も同じですが容積率で高層建築が可能になりました)

 この記事の終わりに建築の高さについて参考を「リンク」しました。

地震と建物の瓦解は関係が深いので、高さを一つ取り上げました。

 

 現在は超高層の時代です。    

 然しながら今の超高層ビルは震度7の洗礼を受けていないので確かなことは不明と思います。(震度7以上の地震が来るかも知れません。) 

  歴史に「若し」と言うことはないが、遭えて言うならば、此の震災後の復旧に、後藤新平の「帝都復興計画」で100m 道路計画が実施されていたならば、と戦中、戦後の現況を見るに非常に残念に思う。

 後藤新平は「大風呂敷」と言われていたが、大風呂敷と蔑んだ方に時代をみる能力が無かったのではないか?

 改めて後藤新平の時代を見る先見の目に驚かされる

実際は予算がつかないと議会で否決された。

  何れにせよ。大地震は来ないに限りますが・・・・

地震列島と言われる日本の国です。予知方法に信頼がない(私見)以上、自分は自分で救助が来るまでわが身を守る以外に手はない。

 水、食料、防寒着、ラジヲ、等日頃から準備して置く必要は大いにありますが?  かく云う私は何もしていません。  

怖いのは地震そのものより「火事」だと過去の例が物語っています。

火事さえ起こさなければ大災害にはならない  

これは私が信ずるところであります。

超高層建築の安全性は私には判断がつきませんが。寧ろ外装に貼ってある「プレコン」がバラバラと落下する事を私は恐れています。「プレコン」は一枚約4~5トンの重量があります。

太極拳や水泳、友人から「俺の家、地震に大丈夫かな~ァ?」とよく聞かれますが「家の形が単純なほど安全性は高いのでは?又 改造などしていなければ大体大丈夫!」と一応答えていますが。 これが テンプラ 一級建築士 の答えであまり当てにはなりません。 

忘れていました! シロアリの被害に遭っていなければ・・・を付け加えます。

終わりに学生時代 初めての構造の授業で誰かが授業の終了間際に

「先生 五重の塔は何故千年も倒れないのですか?」 惚けた質問である。

「それを諸君は今から勉強するのだ」 と先生は堂々とおっしゃった。(助手だった)

学生一同 瞬間 ポカ~ン と したそうです。

その時には私は机の上で眠っていたらしい?しかも前の席で・・・余程退屈だったのだろう? いや~ 私の頭では講義の内容が判らなかった?

ざわめきで目が覚めたことを覚えています。

 

 うちの家(地震に)大丈夫かな~ァ    以前の投稿です。

 上記の投稿内に建築学会の「我家の耐震」の「リンク」があります。ご参考に・・・

 市街地建築物法

 耐震構造の発展について

 建築の高さ制限

 関東大震災    

 震災写真集

 震災関係 書籍    吉村 昭 

お詫び、朝に書きました事項に誤りがありましたので、訂正し記事も変更いたしました。お詫び申し上げます。未だ、誤りの記述があるやも?その節は悪しからずご容赦の程をお願い致します。即 調べます。

                  

 

 

 


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