本を読みながら何気なく手をかいた。
暫くして、なんだか手が変であることに気が付く。
無意識のうちに、再び手をかく。
ふと、その手を見て驚いた。手の指が血に染まっていた。
読んでいた本にも血が付く。
あッ また、やっちゃった。
我輩は血液サラサラの薬を飲んでいる為に少しの傷でも血が出るのだ。
出るばかりでない。出ても中々止まらないのだ。
着ていたワイシャツの上腕の部分が驚く程血で染まっている。
そばに居たカミさんもビックリして
「あんた 何をしたの?」と叫ぶ!大声を出さないと側でも我輩には聞こえないのだ。
「うん また やっちゃった・・・」
慌てて袖を捲くり傷口にテッシュ・ペーパーを当てて手で押さえる。
5分や6分では止まらない。
「絆創膏で押さえたら・・・」カミさんが早くも救急箱を取りに行く。
その間、我輩は出血部分をテッシュ・ペーパで押さえているがテシュペーパーが血で滲む。
暫くして、もういいかな?と押さえていた手を離して腕を見る。
ほんの小さな赤い点が見えた。
な~んだ。と思うくらい小さな赤い点であった。
ここから出血したのかな?とよく見ていると、その小さな点がまた小さな・小さな・直径0.2~0.3ミリもないくらいの赤い風船のようにふくらみ始めた。
あれ! これは出血だ!其処をテッシュで拭くと赤く血が滲む。
また、押さえ始める。
「あんたは気が短く直ぐにはがして見るから絆創膏で押さえたほうがいいよ」カミさんが我輩の腕の小さな傷口を絆創膏で貼って呉れる。
「少し気を付けな・・・」
「シャツは洗濯機の処に出しといて・・・」
「分かった」といいながら座っているテーブルから、そのまま居間の隅に血で汚れたシャツを放り投げた。
カミさんはチラリと見たが何も言わない。
何時ものことだから仕方ないと諦めているようだ。
それにしても何時 腕を掻いたのだろう。
多分無意識のうちに爪を立てて何時出来たか分からぬ小さな瘡蓋を剥がしたのかも?爪は何時も短く切っている。
歳を取ると油が切れるのか爪が直ぐにノコギリ状になり、カドが立つ。
爪磨きでしょっちゅう爪の頭は磨いているがそれでも小爪ができやすい。
爪切りは必需品だ。車の中、テーブルの上、ショルダー・バック等ありとあらゆるところに入れていて持ち歩いている。
近頃は髭剃りも剃刀は使わない。電気剃刀である。
その所為か、いつも顔のアチコチに髭が残っている。
使用している剃刀器も結構高価な奴だが使い方が悪いのか?剃り残しが気になる。
気になり始めるとつい手で触る。
そして遂に我慢が出来なくなり洗面所に行き気をつけながら安全剃刀でそ~と剃り残しの数本の髭を切り取る!
出血は何も手と限らない。足もよく出血する。
足は浮腫んでいて、何か一皮他人のものを穿いている感じだ。
非常に足が重い。
太極拳のドンジャオで足が上がらないのは、この所為かな?(苦笑)もともと上がらないのだ。
まるで我輩のドンジャオはダックス・フンド犬が片足を上げたようだ。
テリトリーのマークをつけているのではないが・・・。
話がまた跳んだ。出血で困るのが水泳中だ。
プールの水は殺菌用のカルキが強く感じるのだ。
プールに入ると身体中に疼きを感じる。無意識のうちに引っかかないようには気を付けているが、どうも引っかくようだ。
知り合いの方がいれば、出血は、それとなく教えてもらえる。
水中を歩いて居る時も時々身体の回りをそれとなく触って出血のある、なしを確かめている。
カミさんにはよく言ってあるので、ともにプールに行ったときは気兼ねなく遊べるが一人のときは流石に気をつける。
痒みを感じた時は警戒警報で、思わず手を出した時は空襲警報だ。
血が出るぞ!知らぬ顔をしてプールを上がりシャワー室に行き身体を洗う。
鏡をみて何もなければ再びプールに入る。
せんないことだ。まァ ステントのお世話になって生きているのだ。
少しの出血で怒っても仕方ない。
今朝もまた「バイアスピリン」他5種類の薬を飲む。
奥さんに感謝ですね。
昨夜はちょっと良いことがあり出かけていて失礼しました。(友人の「ゴルフでホールインワだ!」の報で)
osamuさんの出血は心配ですね。私も「さらさら」の服薬をしていますが、すぐ止血します。
歯科医に行くときは、服薬名をつげています。
旭川は久しぶりの雨、ちゅーりっぷが終わりつつじが満開。猫の額ほどの菜園ではエンドウ・ほーれん草が芽を出しています。一番気候の良い時でしょうか。
横須賀市で以前、家庭菜園の募集があり申込みましたが当たりませんでした。
広さは「1.5坪」だったと思います。
若しも当選していましたら今頃は雑草で警告書を受けている事でしょう。