還り見れば酔生夢死か?

80歳代の聾人でネットの話題を書いています。足が悪いので家で得ることが出来るネット情報と私自身の唯我独尊の偏向文です。

原発放射線被害・・・

2014-05-17 08:21:57 | 政治

 

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http://mainichi.jp/opinion/news/20140515k0000m070143000c.html 以下全文

余録:1813年の江戸、その年4月ごろから市中に…

毎日新聞 2014年05月15日 01時25分(最終更新 05月15日 01時25分)

 1813(文化10)年の江戸、その年4月ごろから市中に「そばを食べるとあたって死ぬ」という話がにわかに広まった。そばを食べる者は激減し、そば屋の休業が相次いだのである。6月になって憂慮した町年寄(まちどしより)が風説の鎮静化に乗り出す

▲鈴木浩三(すずき・こうぞう)さんの「江戸の風評被害」(筑摩選書)が紹介している話である。はて本当に中毒死した人がいたのか、そばアレルギーのせいなのか。ともあれ風説は当のそばの由来などまことしやかな情報も加えてふくらんだ

▲さて風説の量は問題の重大さと事態のあいまいさの積に比例するという。そばの流言も江戸っ子の不安の表れであろう。そして今日、ことの重大さとそのリスクの分かりにくさとの間でしばしば「風評被害」が問題視される福島第1原発事故による放射能汚染である

▲その風評被害を助長すると地元自治体などの抗議を受けている人気漫画「美味(おい)しんぼ」の描写である。

主人公が福島第1原発視察後に鼻血を出すシーンや、除染の効果を疑問視して登場人物が「福島に住んではいけない」などと訴える場面が物議をかもしたのである

▲その程度の被ばくで鼻血は出ないのが科学的常識だが、一方で低線量被ばくの影響は未知の部分もある。環境省は除染の効果は確認したと反論したが、政府にそういわれるほど疑念のつのる向きもある。ことの重大さとあいまいさのはざまで苦しんでいるのは住民だ

▲流言の温床ともいえる状況のあいまいさに耐え、リスクについての共通の認識を熟成させていく。放射能災害下の日本社会に求められるのは、その中で被害に苦しむ住民を支える奥行きであろう。

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    つぶやき osamu

  放射線被害については私は未だ解明されない部分が多いと素人ながら思っている。根拠は私自身 広島の原爆地を昭和20年 8月9日(原爆投下は6日)に姉を探して広島市内を祖母と共に歩きまわっているからである。

その私が現在 さして大きな 健康に問題がないことです。ただ心臓にステントを入れたくらいです。

被ばく直後の広島では爆心地近くも通りました。広島駅~的場町~南千田町~大手町~紙屋町~広島駅まで一日中 姉を探して焼け野原の市内を歩きまわったのです。

焼け野原とはいうものの焼けた残材 ひとつない広々とした、そして人が一人も見えない不思議な風景でした。

千田町の貯金局は全ての窓が破れていて内部は書類類やサンダルが床に散らばり階段には血のあとが幾条も筋をつけ傷を負いながら急ぎ避難した跡がうかがわれました。

姉は2階にいると聞いていたのですが誰もいません。1階から4階まで見回りましたが人影はみえませんでした。

そこで 昔 住んでいた大手町の家に向かいましたが、そこは完全な焼け野原で人っ子ひとり居ません。

少し離れた広島市役所が全ての窓の上に黒い煤をつけ不気味に建っている姿が印象に残っています。

ついに その日 姉は見つからず明日出 直そう と広島駅に向かい夕刻 岩国に帰りました。

姉は幸いに10日の早朝に岩国に帰ってきました。10日の日も朝から広島に行く予定でしたが姉が帰ったのでその必要はなくなりました。その姉は84歳で今も完全な健康体とは言えないが健在です。

原爆 投下後 数週間後・・・姉の同級生の幾人は頭の髪が全て抜けた方も居られましたが姉にはそのような症状は有りませんでした。ただ着ていたセーラー服が岩国に帰った時に洗濯 するとバラバラになったそうです。

・・・というわけで 放射能に抵抗力の強い人とそうでない人がいるように感じています。つまり放射能の人体に対する影響は解明されていないことが多いということです。

今回 問題になった「くいしんぼう」も現地での影響を考えて放射能被害を簡単に決めつけないでほしかったですね。

 >その程度の被ばくで鼻血は出ないのが科学的常識だが・・・

 この常識が一番こわいのです。過去の常識が現在 否定されていることが多いです。先ず 広島では放射線の影響で70年は草木は生えないと当時 言われていたが直ぐに草は生えました。

人の体内の放射線は一生除かれない・・・とも・・・これも どうかと思います。 その他 いろいろあると想像しています。未解明のことが多いです。

 福島原発のメルトダウンで「原発安全神話」は脆くも崩れました。神話は崩れましたが安全な原発の開発・研究の種はやはり育てる必要は有ると私は感じています。 ロシアも中国も未だ多くの国は現状の原発を造っています。

私はより安全な原発の開発を望む者です。これまでの原発研究・成果・経験 をゼロにして研究すら止め原発から完全撤退は余りに早急ではないでしょうか? 

 

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凄いな~~ァ  


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
長崎原爆 (アプリ)
2014-05-17 16:12:10
こんにちはOsamu さま。

私の友人で現在56才になる男性は被爆二世で手帳を持っていますが、やはり何ら原爆の影響を受けていません。両親は既に亡くなっておられますが、爆風で家が傾いた中で長崎市内を親戚を探し歩いたらしいですがご長寿を全うされたそうです。

やはりOsamuさまのおっしゃるように、放射線には強弱体質があるようです。それだけに風評被害の判断が難しいですね。

まさにヒト科の生物が全滅しないようにという神の采配でしょうか。ヒットラーもユダヤ人だけを駆逐する薬品の開発をしていたようですが不可能でした。無害の原発開発は私も賛成です。

アプリ拝
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アプリさんへ (osamu)
2014-05-19 04:56:45
放射能の人間に与える被害は未だ未解決のことが多いと私は思っています。

>風評被害の判断が難しいですね。

福島の被爆者に対する考慮が少々足りなかったと私は思っています。自分の受けた被害が全体だと思うのは自由だと思いますがそれば全てに該当するかの如き公表は避けるべきではないでしょうか? 然し 現に吉田所長は亡くなられていますので私も余り言えませんが・・・。

学会の常識と一刀両断は はたして?どうかな?と思っています。もっともっと研究してホントに安全な原子力発電所を造ってもらいたいですね。

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2度目のコメントすみません。 (アプリ)
2014-05-19 22:49:46
マンガ「美味しんぼ」の件で、ずっとモヤモヤした気分でしたが、ようやく俯に落ちました。つまり原作者がアホなのです。福島県民を心配するなら、自ら福島県に行き公演をすれば済むものを、わざわざ全国紙に掲載するから余計な風評被害を生むのです。また、現在の日本マンガは翻訳されて全世界に配信されます。下手をすると福島県どころか日本産が危険だと思われかねないのです。

私はマンガの内容自体より、原作者の思慮が浅はかだと気づきました。もっと自分自身の行動に責任を持つべきです。

尚、2度目ですので返信はなさらないで結構でございます。

アプリ拝。
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アプリさんへ (osamu)
2014-05-20 08:10:45
私は漫画は余り好きでないので読んでいません。今回の件は少し早まったようですね。
返信する

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