高級プール？他？

高級プール？

「おい！出かけるぞ」

「何処へ？」

「オアシスだ！」　

「オアシス？」

「平成町だ」

「ああ　高級プールね」　

えッ　高級プール？なんだ？それは？

カミさんの返事に瞬時　惑（トマド）った？

何時も、あそこには展望のよいジャグジー風呂があり、サウナも３分で身体中の汗が絞られるように出る。

身体を鍛える器具がうんとこさ　設置してある、と言っている所為か？

それにプールは少しショッパイが、“とても　いいよ”とも言っているので、カミさんの頭の中ではオアシスは高級プールになったのだろう？

会費も月にドル（＄）で言えば百ドルを超える。

その会費にしては何時　行っても“爺ババ”が多い。若い方を見かけない。
若い方は従業員の方のみだ。

これまでカミさんを何度も誘ったが、その都度　なにかとカミさん自身に用事が出来て未だに行っていない。

昨日も誘ったが？何かお客さんが見えるとか？

今日は一緒に行こうとしたが先手を打たれて

「きょうは、○○さんとお食事に行くから・・・」という。

我輩　自身も今日は火曜日で午前中は手話の会の予定があった。

手話を休んで、たまにはカミさんと水泳もいいか？と思ったのだが？また、だめだった。

はやり、手話の会に出ることにする。

手話は習えば習うほど難しい！同じ内容の事柄でも表現方法が多いのだ。

それに対して一つだけ憶えていると、いざ使ったときに話の内容によっては受け取る側に多少の違いが生じる。

たとえば“○○ができる”は右手の掌の先を左肩につけてから右肩につける。

ところがこれは、ほんの少しのやり方の差で“大丈夫です”と言う表現にもなる。

或いは我輩がそのように思っているだけで実際は同じ仕草かもしれない？

その差は手話の前後の内容にもよる。

それに手話は自分で話すぶんにはなんとか？通じると思っているが？

肝心の相手の手話を読むのが難しい！

こんな我輩でも相手の方がユックリやってもらえば何とかなるのだが？

普通の速度では如何ともし難い！分からないのだ。

「もう一度お願いします」と言っても二度までで、それでわからない時は相手はコリャいかん！と思う。

つまり話は通じないないと決定される。

田川市の「手話動画」

手話の会は午前中である。

午後はベルク（市の会館）での「囲碁教室」に行くのが何時もの習慣である。

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その囲碁教室もここ暫く休んでいた。

この教室での我輩の最近の成績は黒団子ばかりが連なっている。

先々週に行ったときには

Ｓさんから「やあ～珍しいですね　どうですか？」と相手を申し込まれた。

Ｓさんは四段である。我輩は初段であるので我輩が三子置いた三子局である。

中盤で互角と見た。後は何とか寄せを誤らなければ勝ちと読んでいた。

ところが、それと察せられたか、とんでもないところに白石を置かれた。

黒石が四目当たりになっていた。

見るとなんとそこは、生きるのにもう一手必要な大石だった。

完全な見落としをしていた。

攻めていた白石が生きるために目を作られたときに自分の黒石の大石の目が取られることを見落としていた。

その時（二手前）に一石入れて守れば問題なかったのだが？我輩は白石の生きるのを見て、あさってのほうに打ったのだった。

その場で投げる。完敗であった。

続いての勝負はショックの所為か？あっけなく負けた。

Ｓさんから「珍しいことですね」と慰められた。

憤懣　やる方なく教室内で立っていると丁度対戦の終わった穴○さんから声をかけられた。

「○○さん　どうですか？」

「お願いします」と今度は相手の方が我輩に三子置く置碁だった。

穴○さんの碁は早いので定評がある。

ところが穴○さんにも続いて二局負ける。局後に穴○さんから

「○○さんは早すぎるよ」といわれた。

全く、見えない？２時間で四局も打ったようだ。早すぎる！

まだ　５時まで二時間もあるが、もう　帰ろう！

後は事故を起こさないように気を付けて帰路に付いた先々週の囲碁教室だった。

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昨日午後、気になっていた“ワクチン”を打った。

効果がでるのは数週間先だそうだ。

“ワクチン”代は市からの補助がでるので高齢者は１５００円ですんだ。

注射を打たれたときに思わず“痛い”と叫んでいた。

看護婦さんから

「ゴメンなさいね」と謝られたが、しようのないボケ老人だ。