不入斗プールに行く道端に懐かしい昭和の面影を残したお風呂屋さんが車窓から見える。
唐破風の重厚な玄関の造りだ。唐破風の棟の鬼瓦にはトリフスマもある。
車ではチラリとしか見ることができない。
、この建物の前には何時も小型軽トラックが止まっていて、もう廃業していると思っていた。
ある日の夕方6時過ぎにそこを通ったらなんと「ゆ」の文字の暖簾がぶら下がっていて銭湯が開業していた。
これには驚いた。
一度 入ってみたい衝動に駆られるがあいにくと近所に駐車場がない。
かなり離れた場所に有料の無人駐車場はあるが、それも駐車できるのは2台~3台だ。
しかも10分以上は歩かねばならない。
以来 その銭湯の前を恨めしげに通っている我輩である。
偶々渋滞でその前に車が止まった。急いで携帯で撮った。
この建物 昭和初期?いや~大正末期?かとも思う。
玄関は改造されているが昔はシゲ格子のガラガラ引き戸ではなかったかと思う。
そばの築地塀も昔を偲ばせる。
よく見ればコンクリートの煙突が後ろに見えた。
今も薪風呂?まさかね~ェ
どんなお湯か?一度 中に入ってみたい。
高い格天井(ゴウテンジョウ)の周りの小壁に換気の連装の回転窓が付いているのかな?
男湯と女湯の間仕切り壁は高さ9尺で上は透かし?
「お~い 今から出るぞ~」といえば
「は~い」と女湯から返事がありそうな印象を受ける。
湯船(浴槽)の後ろに ”富士山”? これもまさかね~
この建物の造りから興味は次々に沸く・・・・。
今は銭湯の代金も幾らするのだろう?
周りの最近?の建物の中に不思議と溶け込んでいる。
うっかりすると見逃す建物だ。
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