我輩の誕生祝を、市内の某カニ料理店で二人の娘夫婦と共に今晩(3月31日の事です)行った。
我輩は余りカニは好まないがカミさんがカニと聞くと目がない。
約一ケ月くらい前に我輩の誕生祝を何処でしたらいいか?
例によって全てをかみさんに任したら、
早速
「あんたの誕生祝のお店を決めたよ」
「日にちは?」
「3月31日よ」
「いいよ」
「娘どもの都合を聞いたかい?」
「両方の都合のいい日が31日なの・・・・」
「そうか、それで安心だ」
「ところで何処に決めたのだ?」
「それは、また、教えるよ」
「なんで?」少し変だな~ァとは思ったが、別に気にもしないで、そのままになっていた。
その祝いを今晩、行ったのだ。
我輩はビールを飲むのでカミさんの車で出かける。
「おい、何処に行くのだ?」
「○○甲羅だよ!」
「えッ カニか?」 申年生まれの所為か蟹は余り好まない。
あの恐ろしげな蟹の姿にどうも恐さを感じる。
「そうよ!」かみさんは済まして運転をしている。
運転中に喧嘩もない。
はは~ん、それでお店を言わなかったのだな?と今頃気が付く。
まァ いいか! 娘たちもカニは好きなようだし・・・・。
どうも我輩の好みには関係はないらしい?
それでも食事は賑やかに始まった。
我輩はビールを飲みながら彼らをニコ・ニコと見ているのみである。
イロイロと食事中に話がかみさんと弾んでいるようだが我輩にはトンと分からない。
時々、次女が話の内容の肝心なところを手話で教えてくれる。
次女の手話の達者なことに改めて驚いた。
我輩に分かり易いようにユックリとやって呉れる。
多少かみさんも読めるようだ。
食後、長女が○○堂のなんとか、という小型のゲーム器を持って来ていて、なにやら言うが分からない。
すると次女が手話で
「これで、お父さん!テストをして見て?」と言う。
「何だ?」
「このゲームはイロイロとゲームが出来て、その中に惚けのテストもあるの・・・」と言うわけで次女の説明を受けてゲーム器を手にする。
テストの一例は赤い文字でアオイロ(青色)と書いてある。
それの文字の色をマイクに向けて色を叫ぶのだ。
つい、字を読んでしまう。
このようなことの他に、数字や、簡単な問題が示されるが、結果は我輩の脳年齢は80歳台と表示された。
みんな大笑いである。
「おい。今日は私の誕生日のお祝いだが、随分と多くの歳を送られたな?」
「まあ ゲームだから楽しんだら、いいんだよ」とカミさんが我が意を得たような事を言う。
「おい、今度はお前がやれ!」嫌がるかみさんにゲーム器を渡して取り扱いの説明を娘がする。
結果は30歳台と出た。
かみさんはニコっとした。
なにせ かみさんは、こんなゲームは好きだし、よくやっていたのだ。
我輩は初めての経験で、いささか面食らったこともあるが、まさか80歳台とはね~ェ
賑やかにお祝いの食事は終わった。
お腹も気分も一杯になった。
二人の娘夫婦には「南極記念貨発行記念銀メダル」を贈った。
お前たちも「白瀬」のように50年健康で居てくれと言う願いもこめて・・・。
重さ160g純銀製である。今日のために用意しておいた。
娘が「以外に重いね」
「それは重いさ!俺たちももう直ぐに50年目が来るよ」
「結婚してから50年?」娘も驚く。
白瀬の記念メダル 少々映りが悪いが勘弁を・・・
桜の花散る春の宵の楽しい出来事だ。
娘たちの車を送り我家に向かった。
我が人生で3/4世紀を過ごした感覚をじっくりと味合う。
娘夫婦を前に正装して夕食に向かった爺であった。
帰宅後カミさんが「これで(今年の)行事の一つは終わったね・・・・」
ポツリと呟いた・・・のが何故か印象に残った
4月の声を聞いたのに今朝は雪がチラチラの北国の春です。
お子様との誕生会、おめでとうございます。
嫌いではないが、
裏返した姿のグロテスクなこと。。。
それを甲羅を剥がしたり、足を割ったりで食欲が
「勿体無い」と言われるが「食べたかったらどうぞ!」です。
何はともあれ、誕生会よかったですね。
これからも元気で
お祝いのメッセージ有難うございます
少しずれましたが、兎に角、例年通り家族で行うことが出来ました。
娘の婿は二人とも飲めないので飲むのは私一人です。
まァ そばに家族がいれば賑やかでいいです。
カミさんが北海道の小樽で食べた蟹の焼いた足の味が忘れられないようです。もう10年くらい前に北海道一周旅行をしたときのことですが・・・。
お祝いのメッセージ有難うございます。
私はまた馬齢を重ねました。
貴方も蟹が嫌いなご様子。でも味は楽しまれておられていいですね。
これからも、よろしくお願い致します。
大人になった子ども達に贈物をしたいが何がいいのか迷っていました。
参考にさせてもらいます。
好々爺ぶりが窺がえますよ。
これからも、宜しくお願い致します。