車は必要か？

お風呂から帰りにガソリン・スタンドでカミさんから言いつけられた灯油を９０Ｌ（５缶）買った。

ついでにガソリンも満タンにした。

ガソリンは少しの量だったが・・・

入れておいた。お値段は９，９９９円だった。

珍しい金額になっていた。

一円のお釣りを有難く戴いき、記念に車の運転席の前の両脇にあるペットボトル入れに入れる。

福沢さんも随分と軽くなったものだ。

灯油は相変わらず９０円／リッターでガソリンは１２８円であった。

ガソリンは一時は１４２円くらいまで上がっていたが少しは収まったらしい？

私の車は年間３０００Ｋｍくらいしか走らない。

前のセフィーロも９年乗って３万Ｋｍちょっとだった。

下取りは２０万だった。

今の車は、もう７年になるが１５０００Ｋｍに未だ届いていない。

車の走行距離は年々短くなる。

何しろ「スーパーカー」だからと人には言っていますが。

使うのは殆ど近所のスーパーに行くのと、同じく近くの病院通いが殆どだ。

私の週間予定は南体育舘、北体育舘、不入斗体育舘、田浦自治会館、北下浦自治会館、病院、スーパーくらいで近所ばかりだ。

遠いところで１５Ｋｍくらいだ。大体２Ｋｍ以内だ。

カミさんは

「歩きな！」と言うが歩くと下りはよいが、帰りの坂を上がるのが辛い。

と、言う訳で車がないと不便だ。

時に用事でカミさんと一緒に出かける時はタクシーを頼むが早く来る時と、いささか時間が掛かることもあり、急ぐ時はイライラする。

何時でも自由に出かけることが出来て、楽なことはやはり車に限る。

カミさんと私は大体別行動だから、どうしても車は２台必要となる。カミさんは仕事に使い、私は遊びに使う。

友人は気楽でいいなと言うが私なりに苦労（？）はあるがね。

今日の午後は太極拳だ。

少し遠出となる。

電車で行くと１時間は掛かる。車だと３０分だ。

その上帰りも楽だ。

いよいよ今月の末に高齢者講習を受けることになった。

心配は三つある。

①難聴だ。補聴器をつけてもスピーカーの声は室内では反響でよく分からない。
②認知症検査である。
③何かボックス内で模擬運転をさせられると聞いている

模擬運転の経験はない。

ＴＶによるゲームもやったこともない。

やるのは囲碁くらいで、指先を動かして動く画像の何かを追い詰めるゲームなど全く経験がないしプレイ・ステイションも持っていない。

今から心配しても仕方ないが・・・。

カミさんに

「おい、プレイ・ステイションを買おうか？」 と言ったら

「プレイステイションってなァ～に？」

「ゲーム、をする機械だ」

「なんのゲーム？」

「なにか飛行機の操縦とか？前に事件があったろうが・・？」

「ああ、あの、なにかＴＶの画面で操縦するとか？」

「そうだ」

「なんで、そんなものを買うの？」

「模擬試験対策だ」

「模擬試験対策？」

「そうだ、自動車運転免許証の更新での模擬運転の検査に備えるのだ」

カミさんが突然笑い出した。

「ああ阿保くさ・・・」

「何を考えているのかと思うと相変わらずだね」それで私はスッカリ自信を失った。

それでも、こと運転免許証となると別だ。

カミさんに

「おい、模擬運転はどうだった？」と改めて聞くと

「べつに・・・」と余り気にもしていない。

カミさんは、はっきり言うと運動は不器用だ。

そのカミさんが問題にしていないのようでは気にすることはないか？とも思う。

まだ先の詰まらぬことに悩んでいるアホ爺である。