我輩は おとうさん？？？

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昨日のことである。プールは９時半になれば入場できる。いつものように９時半に入場して１０分後にはプールに浸かっている。

いつものことながらプールに入る時は少々冷たい。

プールに入るスロープをユックリ歩き途中で深さが８０ｃｍ位になったところで手摺に捕まりユックリと肩まで水に浸かり・・・これを数度繰り返してプールに入る。

プールで歩き始めると身体が直ぐに慣れてくる。それまでユックリ歩く。

大体１０分か？１５分歩いたあと一度２５ｍ を泳いでみる。これでその時の体調の良し悪しが分かる。

あとは体調に合わせて歩き泳ぐ。

昨日は少し体調がよく感じたので２５ｍ　を泳いでみた。　

足の蹴りと共に身体がスイ～と伸びる。気分のいい一瞬でもある。

２５ｍを１４ストロークでタイムは３０秒くらいで泳ぐ。

１４ストロークと言っても蹴伸び（ケノビ）で ６～７ｍ は潜るので実際は１８ｍを１４ストロークである。ワン・ストローク：１．３ｍ くらいで さしてたいしたことはない。　　

歩くコースに入った時にいつもお会いするが会釈のみで言葉は交わしたことが ない女性の方から声を掛けられた。

「綺麗に泳がれますね～何故もっと続けて泳がれないのですが？」と言われた。

耳栓を取って耳元で大きな声で叫んでもらったのだ。

「おとうさんのように　あれだけ綺麗に泳がれる人はいませんよ。もったいない」

　ヘ～ェ　こんな褒め方をされたのは初めてである。

それに我輩を「おとうさん」と呼ばれたのも初めてである。

我輩の名前が分からないので仕方ない？それにしても６０代らしき女性の方から「おとうさん」はないだろうと思うが親しみの感じる雰囲気だったので・・・そのままお話を続ける。

「私も若い頃は水泳をしていましたのでよくわかりますよ」とその方は仰る。

余りに褒められて少なからずうろたえた。

そんなに上手くはないのに・・・・。

「２５ｍで折り返すと途中で溺れますから・・・」と言うと

「ハ・ハ・ハ・ハ・ハ・・・」と歩きながら笑い転げられる？

「なに言ってんの・・おとうさんが溺れるわけないでしょう・・・」また

「おとうさん」だ。

家では旦那さんをどう呼んでおられるのだろう。

不思議な日だった。今度　お会いした時なんと挨拶をしよう・・・・

あれほど褒められた所為か？それからの泳ぎのぎこちないこと・・・ギコチないこと・・・手が笑い体が動かない。足も攣る・・・。

「豚もも褒めれば（もおだてりゃ）木に登る」・・・・あれってホントだね～。　

いや～・・・この歳でもダメでした。

きょうは気を取り直し何も考えず２５ｍを泳いでみよう。

お天気はいい。気温　２０度　陽射しは強い。無風　されど空は雲があり白い。午前７時半　　　
　　
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http://mainichi.jp/opinion/news/20130518ddh041070013000c.html　以下全文

憂楽帳:節目　毎日新聞　2013年05月18日　中部夕刊

　最近１０日ほどの間に、京都、東京と、新旧の都へ行く機会があった。いずれも旧知の人からの誘いだった。それぞれの地で、約束の時間まで国立博物館で過ごした。

　東京では、数年前に京都の社寺で拝観した神仏像を見た。しかし、何か違和感が。京都で見た時と違い、仏像は居心地の悪さというか、連れてこられた「アウェー感」のような雰囲気を醸し出している、と感じて面白かった。

　ふと、自分の「節目」について考えた。故郷を出て３０年。

東京、愛知、岐阜、大阪、そして今、三重に住む。引っ越しして環境が変わった春は、５月ぐらいまでしっくりこず緊張が続くものだが、何とかなじんできた。

１０代、２０代は東京にあこがれたが、５０を前にして今、京都に強くひかれる。

こうして、自分が美術館、博物館巡りを楽しむとは思いもしなかった。

　節目を意識すると、人のつながりと、自分が思わぬ“遠く”に来たことを感じた。さて、これからどこへ。不安になったら、仏像さんでも緊張していた、と思い出そう。【松本正】

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つぶやき

　季節 折々の行事がわが国でも人生の節目となり人を育てている・・・それなりの役目を果たしているが最近はお餅にしろ夏物・冬物　等 食べ物は　いつでも食べることが出来る。

　早くも平成２５年も５ヶ月が過ぎようとしている。来月はもう夏の季節に入る。

膝が痛み歩くことが不自由な私は歩いて出かけることは殆どなくなった。きょうもプールで水中散歩でリハビリだ。早く膝を治して歩きたい。