お隣の工事が、だんだんと進んで来た。
今や土工事の掘削は終わり早や基礎の鉄筋工事も終わった状態となった。
白い頭の鉄筋がアンカーボールト?
土工事の掘削が終わり床付けの次に地中梁の栗石(砕石)をランマーで付き始め更に目潰し砂利(微細な砕石である)を撒き、敷き固めを行って居る時に現場監督に
「捨てコンは明日ですか?」と聞きましたところ
「今は目潰しを付き固めるだけです。捨てコンは打ちません」
えッ とビックリ仰天!
「捨てコンなしで墨が打てるのですか?」
「ええ!打てますよ、今は住宅建築では捨てコンは打ちません、ビル等大工事なら打ちますがね」これには驚いた。
多分、建物の高さも調整済みだろう?
普通「捨てコン」は50~60㍉打ちます。
私も後学の為に目潰し砂利に打たれた墨を見たかったが、まさか私が現場内に入り確認することはさし控えることにした。
全くその通りに捨てコンなしで工事は進み地中梁の鉄筋は目潰し砂利の上に組まれた(鉄筋は工場で部位毎に組み立てて現場に持って来る)。
フーチン筋の下の砕石の上に直接サイコロがある
後は基礎地中梁(布基礎)の型枠の組み立てである。
我家の窓からお隣の工事現場を見てカミさんが
「あれだけ広いと思ったお隣の土地も今日は凄く狭く見えるよ」と言っている。
人間の目とは余り信用できないようだ。
錯覚にも、よるようだが如何に人間の眼の頼りならないことか?
然し天気のよい日の朝は朝日の光が非常に眩しい。
我家の東側の窓には新聞紙がクリップでぶら下がっているままだ、暫くはそのままだろう。
鉄筋工事の基礎の組み立て状態とアンカーボールトを見ると、どうも、骨組みは軽量鉄骨ではないようだ。
3階立てと聞いていた私は頭から軽量(or重量)鉄骨と決めて掛かっていたのだが、若しこれで軽量(or重量)鉄骨の骨組みだったらどんな材料でどのような組み立て方法になるか興味津々だ。
ついでに鉄骨の重量と軽量は、その厚さが4㍉以下は軽量で、それ以上は重量となる。過去の一般住宅は2.3㍉が多いようです。最近は判りません。
案外「ツウ・バイ・ホウ工法」による3階建てなのかも?
それとも木造の3階建てかな?
現在では木造の3階立ても可能だ。
* 建築確認申請提出時、構造計算書の添付が必要。
以前カミさんから
「お隣の新しい家は3階建てらしいよ」と聞いた時に
私は自信タップリに
「それならば軽量鉄骨造りだよ!」と明言したのだ。
まさか他の工法とは当時、思いもしなかった。
これからどうなることか?
着工前の我家の前の通り(車2台の家が我家)
未だお隣は健在です(右隣)
蛇足ながら
「上(北側の地山)からの差し水が多い」と現場監督が言っていましたが多少私も自分の敷地の安全性が心配になる。
水路(ミズミチ)が付いていると、その状態で総体的な敷地の滑りが怖い、微粒子の土が差し水により微量づつ下流に流され地盤に空洞が多数生じ大雨の時が心配だ。
造成の時に差し水の対策をしなかったらしい?
30年近い当時では当たり前のことかも知れない?
差し水の状態を見て土砂の流出を防ぐ排水管の埋設設置 等は無理と言うことか?
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