還り見れば酔生夢死か?

80歳代の聾人でネットの話題を書いています。足が悪いので家で得ることが出来るネット情報と私自身の唯我独尊の偏向文です。

生牡蠣が食べられない?

2006-12-09 06:44:16 | 健康
この時期に牡蠣が危ないと、いう記事はショックだ!

>ノロウイルスを主な原因とする感染性胃腸炎が、過去25年で最大の流行となったことが8日、国立感染症研究所感染症情報センターの調査でわかった。

これでは、今年は田舎から牡蠣が送って来る気配はないな?

残念だが自分で取り寄せるか? 

現役時代は知り合いのフ○○タの宮島の保養所の管理人の方に、よく頼んだものだが、随分 前に私の退職と不精のために関係が途絶えてしまった。

このような健康問題には最近、私は歳の所為か非常に敏感になった。

怖さもあるが、なんとしても、この記事には予防の方法が熱を加えればいいとだけで余り詳しく記載されていない。

>ノロウイルスによる感染性胃腸炎の症状は下痢や嘔吐(おうと)、発熱など。

通常は1~2日で治るが、お年寄りは重症化しやすい。

感染経路としてはカキの生食によるケースが知られているが、・・・・<


以上は新聞記事である。

牡蠣が感染ルート? 

えッ これは、困る。

生の酢牡蠣は私の大好物なのだ。

広島育ちの私は牡蠣が子供の時から大好物と来ている。

私が子供のころは牡蠣の養殖など無かった。

今の、この時期になると引き潮の時を見計らって爺さまと二人で地元では「ハコ船」と称する小さな船に七厘を乗せて瀬戸内海の河口に出る。

爺さまが今で言うポイントに船を止め鈎の付いた長い竹竿を海底に突っ込み岩に付着している牡蠣をコジリ外してとり揚げる。

私は艫(トモ)で、その牡蠣を外して貯蔵庫(?)に入れる。 

* 艫(トモ):船の後ろ

牡蠣は小一時間も取れば魚篭に2~3杯は取れ家で食べるには充分な、くらいの収穫があった。

牡蠣の漁が終われば爺さまと「カク船」の上で一緒に七厘を起こして網の上で取れたばかりの牡蠣を焼いて食べる。

これが実によい塩加減が付いていて、それでいて甘い!4ッや5ツはペロリと食べたものだ。

現在、昔 爺さまと、獲った牡蠣があの河口の海で取れるかどうかは分からない。

昭和25年ころ一時海が一面真っ黒に色が変わったことが暫くの間あった。

何だろうと不思議に思ったが、後で両親に聞くと地元の○○工場の廃液が瀬戸内海に流し込まれていたとか?

その後、地元の漁師さんが獲れた魚が全て何らかの化学薬品に汚染されていて大変問題になり、その工場が獲れた魚を全て購入して工場内に造った貯蔵庫に廃棄したとか新聞で読んだ。

(何万トンと言うオーダーだったらしい)

多分、その時に天然の牡蠣は全滅したのではと素人のわたしは推測している。

惜しいことだ。

元の澄んだ海に帰るのは何時のことだろう?

砂浜も綺麗な浜だった。聞くところによるとヘドロと化しているらしい?

元の海に帰るのは私の生きている間は無理と思う。

「おい 今 話題になっている ノロ・ウイルスなのだが牡蠣が感染元になってるらしいよ・・・」

「でも、熱を加えれば大丈夫と新聞に書いてあったよ」

「そうか、熱を加えればいいのか?」

「でも牡蠣の生が食べられないのは痛いな!」

「新鮮な牡蠣は生に限るのだがな~ァ」

生牡蠣に未練たらたらの私である。

牡蠣のそこはかない本物の美味しさを知る私にはなにか言いようのない寂しさを感じる。

その祖父は、もう30数年前に亡くなられた。

私に学校で習うことのできぬ多くのことを伝えて・・・。

養殖牡蠣など祖父は知らなかった。

然し、養殖牡蠣では味わえぬ素晴らしい天然の牡蠣の味は知っていた。

爺さまは、よく私に

「夏の牡蠣は食うな!牡蠣の食中りは危険だ!」と言っていたが、

前に房総の飯塚に旅行で行ったときに6月と言うのに見たこともない程の大きな生牡蠣(長さ15cm,幅7~8cmくらい)が殻付きで出された。

夏の牡蠣は食あたりの元と教わってきた私が旅館の主人にそれを言うと

「安心して食べてください、大丈夫です」と言われ非常に驚いた。

食べて見て大変美味しく、牡蠣好きの私はまた食べに行ったものです。

「処、変われば品変わる」とはよく言ったものだ。

「四里四方のものを食べていれば病(ヤマイ)なし」・・・か!
 

またまた、

く そ 爺の食い意地のボヤキが始まったよ 

皆さんゴメンよ! 



「ノロウイルス」のリンクが削除されたので前文掲載する。我家は読売新聞を取っているが、若し、今度、この文章が削除されたら、止めるつもりである。
以下全文である。
ノロウイルス感染2.5倍(昨年比)
手洗い、うがいを県呼びかけ
 ノロウイルスによる感染性胃腸炎が、県内でも大流行し、11月6日~12月3日までの患者数は前年比約2・5倍の3774人となっている。下痢や嘔吐(おうと)など風邪に似た症状を引き起こし、体力の弱い乳幼児や高齢者は重症化する恐れもあり、大分市の病院では93歳の女性が肺炎を併発して死亡した。県は、うがい、手洗いの励行を呼びかけている。

 県健康対策課によると、ノロウイルスは感染力が強く、乾燥に強いのも特徴。主に、ウイルスを持つカキなどの二枚貝を十分に加熱調理しないで食べた場合や感染者の嘔吐物や便に触れることで感染する。嘔吐物などをふき残した場合も、乾燥して空気中に漂い、それを吸って発症することもあるという。

 例年は、12月上旬に医療機関から感染者の報告が増え始め、年末年始にかけてピークを迎える。しかし、今年は11月の第2週に患者が前週の約1・8倍の800人に急増し、以来、各週の患者数は横ばい状態が続いている。11月の総発症者数は、25年ぶりの多さだったという。

 県は「流行の原因は特定できないが、ノロウイルスの感染はドアノブや調理器具など身近な場所に多くある。今後も流行が続く可能性があるので、排便後や調理前、帰宅時の入念なうがいと手洗いを徹底してほしい」と呼びかけている。

 また、感染症予防が専門の牧野芳大・大分大医学部教授(公衆衛生医学)は「寒さと乾燥が増すこの時期は、さまざまなウイルスが空気中に大量に漂う。疲労を避け、体力を温存して感染時の重症化を防止することが大切。もし、家族に感染者が出た場合、利用するタオルや洗濯物を分け、塩素系の強い洗剤でウイルスを殺菌した方がいい」と注意している。

(2006年12月13日 読売新聞)
YOL内関連情報
【からだと健康】 ノロウイルス







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