大島恵真(おおしま・えま)の日記

児童文学作家・大島恵真の著作、近況を紹介します。
絵本作家・大島理惠の「いろえんぴつの鳥絵日記」もこちらです。

猫の脳腫瘍のはなし・2 2021年5月31日

2021年05月31日 | 2021.5猫の闘病記
しばらく、猫のノアの5か月間の介護闘病記を載せていきます。
それが終わったら、楽しかった猫との思い出を書いていきたいと思います。

闘病記は、自分もネットを探し歩いたので、同じような経験の方々のご参考になればと思い、メモしていきます。


ノアは、半年前の、8歳の2020年11月までは元気でした。元気だと記録もつけないので、たまたまつけていた楽しい記録は12月1日が最後。玄関ドアから外に脱走し、ガレージで地面をくんくんやっているところを人間につかまる、といういつものお楽しみゲームでした。

☆12月の中頃から、えさ(カリカリ)を残すようになりました。食欲がものすごい猫だったので、これは異常だ、と思いました。

☆12月22日から、くしゃみをするようになりました。猫のコロナか?と心配したのですが、重い症状にはなりませんでした。

☆12月24日には一緒に寝ているベッドからも起きてこず(これも初めて)、朝ご飯も食べず水も飲みません。でも夜23時には、カリカリを手で食べさせると食べ、水も飲んだのでほっとしました。

☆12月25日の朝は、自分から起きてきました。食欲もあります。トイレもいつも通り。うれしいクリスマスプレゼントでした。

☆12月27日、再び調子が悪くなり、明け方、コタツの脇でうずくまっていました。だきかかえると、ウーウーうなります。あわてて動物病院へ。39度の熱がありました。抗生剤と栄養剤の輸液を打ってもらいます(点滴)。「帰ったら元気になりますよ」と言われ、実際、帰ってちゅーるを食べさせると、夢中で食べました。

☆翌日、12月28日にはまた復活しました。私より早く起きて、「朝ご飯ほしいよ」とばかりに、ニャーニャー鳴いて起こしにきました。食欲も戻りました。

今年はコロナ禍で、5月のワクチン接種をしなかったので、何かの感染症になったのかもと思いました。ときどき庭に脱走するし、この冬は初めてシクラメンの鉢植えを部屋の中に入れ、それに猫が顔をつっこんでいたりしたので、反省しました。

これまで、ワクチンは「打たなくてもいいのでは」と考えていましたが、家猫でも脱走したり、玄関のたたきにおりたりすれば、感染の可能性はいくらでもあると思いました。
年明けに、元気になったらワクチンを打ってもらおうと決めました。

今日はここで終わります。このときは幸いに、ノアはこのまま無事に年を越しました。


☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆お役立ちメモ

○猫の熱…耳で測るそうです。猫の耳は基本的に冷たいので、耳が熱いのは「熱がある」とのこと。猫の常温は38度くらいと高いそうですが、耳が熱くなるのはそれなりに高い、ということらしいです。

○点滴…自分が猫に点滴をさせることになるとは、実は思っていませんでした。そこまでのことは…と考えていましたが、現実は、できることならなんでも、の気分でした。また、点滴というと何時間も?と思いますが、このときは太い注射を2本、細いチューブ3分くらいで打たれ、猫もいやがりませんでした。


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