友達が、こんなようなことを言っていました。
いま、ここにこうして生きていることが奇跡だね、と。
以前はそういう感覚がわからなかったけれど
最近、ちょっとずつわかるようになってきました。
その友達のお子さんのダンスのイベントのお知らせがきました。
彼女のことは赤ちゃんのときから知っています。
2度、そのダンスを見たけれど、
前から知っているいないとは関係なく、すごく感動するものでした。
彼女自身が、ダンスなんだなあ、とおもえて。
涙がでちゃいました。
今回は、行けないのです。お金がなくて。
お仕事がからんでいれば行けるのですが、
自分自身の楽しみのためだけだとお金を使えないなんて、不自由ですね。
同じ理由で、コンサートにも、ライブにも、バレエにもオペラにも行きません。
CDやDVDが買える料金だから。
これも所有欲のひとつなんでしょうか?
いま、ここに生きている幸せをかんじるためには、
所有欲というのは、いけないのかも。
鳥も虫も、木も、自分の手の届かないところにいるから
守ってあげることもできなくて、それが大事に思えることに
つながるのかもしれない。
道を歩いていたらとつぜん美しい音楽が流れてきて
その場でしからみられない踊りをみられて
ああ、いいな、と思える人生が、いいな~