大島恵真(おおしま・えま)の日記

児童文学作家・大島恵真の著作、近況を紹介します。
絵本作家・大島理惠の「いろえんぴつの鳥絵日記」もこちらです。

2020年もよろしくお願いします

2020年02月01日 | ごあいさつ
みなさま、本年もよろしくおねがいいたします!
年末年始とあわただしく、ごあいさつもできないまま2月となりました。

昨年の夏、母が亡くなりました。
一昨年は、母にがんの疑いがわかり、
その前の年は自分が雪道で転んで骨折し、
その前の年は夫にがんが発覚して手術でした。
毎年いろいろ起きていますが、今年からは、ハプニングや悲しみに負けず、
日々、少しの時間でも小説を書いていこうと決めました。
これからもいろいろとありそうですが、そのたびに止まっていたら、何も出せなくなりそうです。

今は、月に数回、実家に帰って片づけをしています。
誰もいない家にいるのは、なかなかつらいものがあります。
身近な人の死に加え、
その人の不在、残ったさまざまな物の処分を自分ひとりで決めること、
うちには子どもがいないので、この家の歴史が自分で終わってしまうことなど、
同時にいろいろな思いがわきあがります。
その重さを解消すべく、片づけに励んできましたが、片づけても時間も人も戻ってきません。

この半年、一人で考えた結果、生きている人との縁を大切にしようと思いました。
話す、気にかける、尊重する。
簡単そうですが、けっこうないがしろにしてしまう日々だったと思います。
そのことを自覚した年開けでした。

みなさまにも、よい一年となりますよう、お祈りいたします!
本年は受賞第二作目をなんとか、という思いもあります。
また、のぞきにきてくださいね。