囃子の会

能管ストラップ

Ｒ子さんにもあげたので今日はお揃いでブラブラさせてました。






３３度…

ちょっとぉ～
いつまで暑いのさ。



残暑厳しい中、今年も囃子の会がありました。

昨年の加茂神社よりマシだけど、料亭の大広間も外の暑さでクーラーがあまり効いておらず。
更には、私達のいた所にあった屏風の裏側では、電熱で大皮あぶってたらしい（後でしった）そりゃ暑いっつーの！

出番ギリギリまで粂嬢から借りてきた保冷剤を首に巻きつけ扇子ぱたぱたしてた。

出番は早い方があとは楽でいいけど、心の準備が整わない。

直ぐに出番がきて、口の中は緊張してカラカラ、お調べもカスカスさ。

やばい…暑いのはやばい…けど昨年はもっと酷い条件を乗り越えた！…しかしやばぃ。

謡を聞きながらパニック寸前の綱渡り、今回も怖くて死にそう。
不安の大波小波、そして不安が不安の更なるビッグウエーブを呼ぶ。

それでも前に並んでいた謡軍団に隠れてるのが救い、ギリギリまで動悸を抑えるツボを押し肩が上下するほどの深い深呼吸で乗り切った。

今回もすごく頑張れたと嬉しく思いながらも、毎回こんな死ぬ思いしなきゃあかんの？って悲しくもあり…
でも笛を吹き出すとこれがまた不思議なんだけど、発作は嘘みたいに治まっていく。
それが分かってるので吹きだすまでの辛抱なのだ。

ドキドキして息は苦しいけど怖くはない。
だから平気と思わなきゃ怖じけづいたらあかん。

でも暑い日は頑張り過ぎず、ワイパに頼ろう。(今回はパムだけ)



さて、体調の悪さを言い訳にした所で（笑）

結果、見事二段ですっ飛ばしましたわ！はっはあー！

すぐに「あ…ちごた（汗）」
横の小鼓の先生がブンブン首を横に振っているのが見える(￣∀￣;
「違うわよ！ミロクさん」うん分かってる、でもすぐには指動かないんよ(￣∀￣;;
見所からＥ先生の唱歌が飛ぶ(￣∀￣;;;
「おひゃー！」そうよそぅ、そーなんだけど指がね(￣∀￣;;;;

でもなんとか数分の沈黙を破り地手に戻ってこれましたよ、ふぅ。。。
後は大きな失敗もなく、自分の音が鳴ってないなぁとか、あ 今いい感じとか、思える余裕もあったりして楽しかった。
三回目にして漸く楽しめた樂だったかも。
そしてもう少し頑張りたかったと悔しくもあり。
でも暫くは樂、勘弁願いたいのが本音（苦笑）



自分はそうそうに終わったので、お仲間の応援に力が入る。
数時間後には自分の舞台がもう何日も前のような感覚で凄く楽（らく）、樂なだけに…（でたー！おやじギャグ）←これすら死語か…





黒紋付で鼓を打つ先生はやっぱり格好よいです。
姿の見目好いのはやっぱり小鼓。
Ｅ先生の、風のように吹き上がる笛。
師が打った杜若は能の囃子を見ているようだった。



後席では料理も美味しく、談笑も楽しい。
好きな事を続けられる今を感謝し、幸せに思える一日となった。



次は文化祭。

中之舞かぁ…、覚えなきゃ(←まだ覚えてなかったんかぃ）