日々是迷走中

まったく同じ名前のブログがあるけど、gooのがあたしの。
自称永遠の八歳。
ただし他称、宇宙人。

病院行って来た

2024-02-07 22:50:44 | 日常
今日は泌尿器科で、ステント交換の日。
あいにくの吹雪。

次回予約の件で待合室に残って居たら、高校時代の同級生が来てた。
総合病院だから、どこの科に来てるのかわかんないけど、なんか、ぼーーーっとしてた。

最初は、名前を呼んだ、○○くん?

二回呼んでも三回呼んでも、心ここにあらず。

おいっ!(標準語で「もしもし」の意味)

マスクとって、大声出したら、涙目で顔を上げた。

  あら?誰だっけ?

おーーーい。忘れられちゃったのかーーーい。^^;;

ま、同級会に出たの、20年以上も前だったからなぁ、あたし。

どしたん?(どうしたの?)
と、声をかけたら、

  ん。。。。胃がんでさ、手術が決まった、んだよ、

と言う。
すかさず、「手術?するの?良かったね、切るんなら、治るんだね^^♪」と答えた。

相手は、なんだ?の顔。
あたしも、切ったんだよ、大腸癌、そして、そのまま肺がんも手術で左片方取って。
生存率低いです、って言われたけど、先生がね

  切るのは、治る患者さんだけです

って、言ったもんだからね、それを信じて頑張ったら、治ったよ^^♪

まだ不審な顔してるからね、言ったの。

  あたしだってね、宣告された時はもう、人生終わった、って思ったわよ。
  だけど、先生が言うんだからホントだろう、って、信じてみたの。
  せつなかったり苦しかったりもしたけど、普通に生きてたら、そういうこと、あるじゃない?
  まして名のつく病気だもの。
  でも、大丈夫だと信じて。
  切ったら、治る。ここの先生は名医揃いだよ。安心して。

彼は、付き添いの奥さんと、ほほえみあっていたよ。
さっきまでよりか、ずっとずっと良い笑顔だった。

  俺たち、ガン仲間だね^^

そうそう、それだよね、って、笑った。
それから、高校時代の思い出話になって。

あんたは、入学したときから変わってて「やたら」めだってた、ですと。
目立つから、やられてたんだよな、って苦笑した。

出る杭は打たれる、ですか、って言うから
出過ぎた杭なら、打たれません、って返しておいた。
こういうとこが、生意気なんだろな(苦笑)
だって、反射で出ちゃうんだもん。
でもさ、彼らが笑顔で帰ってったのが、本当に嬉しかった。
高校時代は、あたしが、いっとう幸せだった時代なんだよ。
出る杭は打たれるなんて、言っちゃってるけどさ。
打たれたりしないし。
うちのガッコの生徒はみんな優しかったよ。上級生なんか、品格があった。
憧れたもんです。
他校からは、少しからまれたけど、ね^^;


帰宅して、看護師の娘にメールで話したら、
「お母さんのそれって、ピアサポートって言うんだよ」
だって。

へぇ、そういうの、あるのか。
初めて知った。
ま、人間、元気が一番だから、ね^^

あんがい、今頃悪口言われてたりしてな。

  やっぱ、あいつ、昔っから変なヤツだったよな。

なーーーんて、な。(冷や汗)
ま、あたしは、変なヤツですが、それがなにか?



昨日、とても久しぶりに古いブログ友達の足跡があったので、そういえば最近更新見てないな、と
行ってみたら、ブログが休止になってました。
コロナ騒ぎ以来、あたしの入院もあったし、さまざまで、いろんな所にご無沙汰してました。
訪問できないままでいる、たくさんのお友達のこと、もっと大事にしないと、な。
なんか、すごく寂しかった。
なんらかのお知らせとか、あったのかもしれないけど、見ないままでごめんなさい。
どうか、お元気でいらっしゃいますように。

暖かくなったら、戻ってきてね。



6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Tristan)
2024-02-08 09:14:40
お嬢さん、看護師さんなんですね~。
それは心強いですね(^-^)

>切るのは、治る患者さんだけです
その通りですね(*^^)v

otikomiさんのブログを読んでると、いつも元気づけられたり和んだりすることが多いです。
どうもありがとうございます。
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ありがたいことです。 (しゃちくん)
2024-02-08 09:34:43
悲観的だった同級生のお友達、前向きな気持ちで手術を受けることができますよね。
私も同じような気持ちでいたのに同じ病室の方がメラノーマで手術も成功したとお聞きしたのに看護婦さんの前では自暴自棄になり「どうせ俺は死ぬんだから!」と怒鳴るのです。「メラノーマは手術しても再発するから助からないんだ!」丸聴こえ。
翌朝に手術予定の私は不安で眠れませんでしたよ。まっ、そのおかげで酸素マスクを装着してすぐに意識がなくなりましたけどね^^
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Unknown (ケイエス)
2024-02-08 11:04:02
お友達に笑顔が少しでも戻られたこと、良かったですね。
やはり同じ境遇の人に勇気づけられるのってそうでない人からの励ましよりも直球で届くような気がします。
Otikomiさんには、同じ境遇の人に安堵を届けられるほどの経験、それから良い波動があるんだと思いますよ。
手術できるってことは最悪な状況ではないってところ、本当にそうだと思います。
私の昔の同僚の旦那さんは手術してももうダメですってはっきり言われちゃいましたから。。。
Otikomiさんの娘さんて看護師だったんですね!素晴らしい職業:)
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Tristanさん、こんばんは^^ (otikomi)
2024-02-08 19:47:11
最初から看護師だった、のとは違うのですが
やはり医学知識があると、なにかと娘に頼ってしまいますね^^;

>いつも元気づけられたり和んだり。。。
いえいえ、こちらこそ、いつも勇気をいただいてます。
ありがとうございます^^

ぽあちゃんの時にも思ったんですけど、そちらのはちゅちゃんたちの画像、すごく美しく飼い主さんの愛情たっぷりで、
眺めてると笑顔になって。
いつもありがとうございます、とお礼を言うのは、こちらの方です^^
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しゃちくんさん、こんばんは^^ (otikomi)
2024-02-08 20:01:35
「どうせ俺は死ぬんだから!」ですか^^;
まぁ、人間も生き物も、必ず死ぬってことは摂理ですけども。
やけになりたい気持ちもわかりますけども。
もったいないですね、今「ある」命なのに、大事にできないなんて。
まる聞こえのしゃちくんさん、恐怖だったでしょ。コワイコワイ、そうでなくたって、ガンって言われたら不安なのに。
他人に当たるのは、悲しいからでないかな。こわいから、かも。看護師さんに甘えてるんだね^^
しゃちくんさんも、ガン仲間ですもんね。
回復したといっても、頭が痛くなったり、身体が冷えたり熱くなったり、
食欲が出たり消えたり、さまざま、ありますよね。
体中痛くて、ロキソ飲んでも落ち着かなかったり、口に出せない恐怖に囚われたり、
わけもわかんない数字が気になって気になってどうしようもなかったり、
そりゃ、ありますよね。
病気なんだもん、今までだったら無理するところでも、一瞬躊躇とかしますよね。
大丈夫、みんな、そうだから。おんなじ。仲間、仲間♪
いいこと、いっぱい探していきましょう、ね^^
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ケイエスさん、こんばんは^^ (otikomi)
2024-02-08 20:26:34
そうなのよ~、本当に、別人のように背筋が伸びて、顔色も良くなってたのよ。
病は気から、って、思わずつぶやいちゃった^^;;聞こえてませんように。。。
痛み、って、ね、怖いと思うと、強く感じるんですって。
よそに気を取られてると、気がつかなかったりする、みたいですよ^^
そうそう、同じ境遇だった人からのエールを、ピアサポート、って呼ぶんですって。
知りませんでした。
知ってたら、かまえてしまって、緊張で失敗してたかも?
自然体で応援できて、本当に良かったです。本気で、速く回復してほしい、です。

娘は、最初は別の仕事やってたんですよ。
でも、あの大震災があって。大学が仙台だったから、ニュースで津波などの惨状を見て、泣いてたの。
『あたしの知ってる場所が、みんな無くなった・・・』って。
んで、仕事をスパッと辞めて、看護学校に自力で入学しちゃったの。学費も自分でまかなった。
旦那や子どもは大変だったんでないかな。
頑張り過ぎず、もっとゆるくいきなさい、って、いつも言ってます(汗)
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