栄枯盛衰が頭をよぎる「あさひるばん」

祖父母の家が今上映中の映画「あさひるばん」の舞台になっていると言う。
西田敏行氏の住む家と言うのが私の祖父母（母の生家）の家

子どもの頃から慣れ親しんだこの家。広くて広くて寒かったな。



兄２人とお米の精米機にカエルを入れてグルグル回して遊んだっけ。
牛も居て可愛くてよく撫でていたなあ・・。

既に数年前に売り払われ今は料亭＆結婚式場になっている。
祖父母の家なのに今行ったら知らない誰かに「お客さん」としてお金を払わなければいけない
「ここはね～元は私の家なんだよ」と座布団でも振り回したいが警察を呼ばれるわな

下男、下女が沢山居て母は身の回りの事は何もせずに育ったらしい。
結果、結婚しても料理は殆どせず
料理の下手リンピックがあったら金メダルは間違いないと思う。
料理上手の普通のお母さんがめっさ羨ましくお弁当の蓋を開けるのがいつも嫌で劣等感があった。
こんな家のお嬢様がお母さんなんだと言われても実際はそんなもんです。

売り払ったお金は兄の借金行きか私には１円も入らず
栄枯盛衰とはこの事ですな。
借金漬けの兄さえいなければ売られる事もなく映画の使用料で今頃ウホウホだったかも

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