こんにちは ヘルパーの池田です
今朝は板橋区でも雪がチラホラ
積もる前に止んでくれましたが、今日は寒い!
明後日はもっと寒いそうで、今から戦々恐々としています
さて、今月のヘルパー研修は「高齢者虐待研修」です
昨年9月にも同じ掲題の研修を行いましたが、今回は昨年12月に東京都福祉保健局主催の高齢者虐待研修で学んだことの伝達研修です

都で把握した虐待の通報・相談件数や通報者・虐待の種類などのおさらい
件数を見るとため息が出てしまいます
ですが、所謂「殴る・蹴る」だけが虐待ではないこと
虐待に相当するという事を知らずにやっているかもしれないこと(これが一番怖いのです)
中でも”3(スリー)ロック”と呼ばれる
フィジカルロック
ドラッグロック
スピーチロック これらの言葉をご存じですか?
私もつい口走ってしまいがちな「ちょっと待ってくださいね~」
言われた方は「いつまで待てばいいのかな?」と思う事もあるかもしれない「ちょっと待って」
いつ戻るか分からない介助者が来るまで、その場に拘束することになるのでこれはスピーチ(言葉の)ロック(拘束)に当たります
確かに…!
ヘルパーは限られた時間内で仕事をしなければなりません
決まった手順や効率を考えながら組み立てつつ…
呼ばれてもすぐに駆け付けることが難しい場合もあります(お皿洗い中やお風呂掃除中など)
そんな時は、「手を洗ったら行きます」など、〇〇が終わったら・1分だけ時間をくださいなど、目安になる時間を伝えるようにするといいですね
では自分自身に置き換えてみましょう
「何分待たせるの⁉」「忘れられてる⁉」「急いでるんだけど…」様々な場面で、こんな思いをしたことは少なくはないはずです
何と言われれば自分が納得して待つことができるか考えてみると解りやすいですね
「ちょっと」の尺度は人それぞれ
待つ方・待たせる方、双方の時間の感じ方の違い
悪気はなくても成立
TPOを選ばずに成立
誰でもやってしまいそうな言葉かけ
「深いなぁ」と資料を作りながら思いました
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